共同印刷 高級美術複製画 前田青邨画伯「桃花」限定300部発売
2017年01月20日
共同印刷(東京都文京区、藤森康彰社長)は、前田青邨画伯「桃花」の高級美術複製画を、限定300 部のエディションで制作、販売を開始した。
前田青邨「桃花」は、東京・名古屋・京都・大阪・金沢の美術倶楽部が主催した「五都展」への出品作。桃というとピンクのイメージがあるが、青邨は紅白の桃花を描いた。鮮やかな花色が、枝ぶりや赤絵の花瓶、下に敷かれた絞り模様のクロスでさらに強調され、桃花の力強さが画面いっぱいに広がる華麗な作品。前田青邨の愛弟子の一人であり、本作「桃花」の監修者でもある、日本美術院同人の今井珠泉(しゅせん)画伯は「非常に華やかで、先生(前田青邨)の特徴である垂らし込みの技法があり、花も一つひとつ生き生きとしている。このように躍動感のある感じはなかなか出せるものではない」、「垂らし込みを使って、布、花瓶、花、枝の質感をこれだけ描き分けている。先生の垂らし込みは“質を描き分ける垂らし込み”。このようなものは先生以外には見たことがない。まさに神業」だと絶賛している。
前田青邨の感性と技術が生み出した作品の凄みを、ぜひ手元で楽しもう。



[仕様体裁] 本体価格200,000 円(税別)
技 法:彩美版、シルクスクリーン手刷り、
本金泥使用
限 定:300 部(額装)
画 寸:天地53.0cm×左右41.2cm
額 寸:天地77.8cm×左右66.0cm
額 縁:国産特注木製額(アルダー天然無垢材
ワックス仕上げ)、金モール織りマット、
アクリル付き
重 量:約4.85g
※彩美版は共同印刷(株)の登録商標

前田 青邨(まえだ せいそん 1885~1977)
1885 年、岐阜県中津川市に誕生。1901 年に上京、尾崎紅葉の紹介で日本画家・梶田半古に学ぶ。1914 年、日本美術院同人に推挙。1920 年、延暦寺より伝教大師絵伝「根本中堂落慶供養図」を委嘱される。1930 年、「洞窟の頼朝」で第一回朝日賞受賞。1951 年に東京藝術大学教授に就任、1955 年に文化勲章を受章。1961 年、「桃花」を制作。活躍は幅広く、法隆寺金堂壁画再現事業の総監修や高松塚古墳壁画模写の総監督も務めた。1974 年、ローマ教皇庁の依頼で「細川ガラシャ夫人像」を完成、バチカン美術館に納める。