凸版印刷 消耗品の追加購入を促す実証実験に、「SMARTICS-V」が採用
2016年11月29日
 凸版印刷(東京都千代田区、金子眞吾社長は、NFC対応のICタグ「SMARTICS-V(スマーティクス・ヴィ)」を提供している。
 このたび、日用品・化学大手の独Henkel AG & Company, KGaA(本社:ドイツ デュッセルドルフ、CEO:Hans Van Bylen、以下 ヘンケル社)が2016年10月から英国で販売する家庭用除湿機の新商品「UniBond Aero(ユニボンド・エアロ) 360° e-
connect(イーコネクト)」で、消耗品の追加購入を促す実証実験に、「SMARTICS-V」が採用された。
 「SMARTICS-V」は、凸版印刷が2013年9月に開発したNFC対応のICタグ。NFC対応のスマートフォンをかざすことで情報の読み取りができるほか、真贋判定に対応したセキュリティ機能も有している。
 ヘンケル社は、ヨーロッパの除湿剤・除湿機市場をけん引する日用品・化学の大手メーカー。同社の家庭用除湿機「UniBond」シリーズは、内部に搭載されている
交換式のカートリッジが余分な湿気を溶液に変え、除湿効果を発揮する。
今回の実証実験では、「SMARTICS-V」を、カートリッジの交換時期を示すラベルと一体化して商品に貼付。カートリッジの交換時期が近づいたら、NFC対応のスマートフォンをラベルにかざすだけで、消耗品購入Webサイトにアクセスできるため、生活者のスムーズな消耗品購入を促す。

■ 実証実験の詳細
・実施期間: 2016年10月から約6ヶ月を予定
・商品名: UniBond Aero 360° e-connect
・販売地域: 英国内の量販店
・販売台数: 2万台
・実証内容: 製品情報を提供し、消耗品購入を促す施策として商品にICタグ付きラベルを貼付。その効果検証を行う。

 凸版印刷は、ヘンケル社とともに本実証実験の効果を検証し、「SMARTICS-V」が持つ真贋判定などのセキュリティ機能の活用も含め、ヘンケル社の事業活動に貢献していく。
 凸版印刷は今後も、「SMARTICS-V」を家電製品や住宅設備などの耐久消費財、工業用部品や事務機器用品などの消耗品を取り扱う業界に向け拡販、2017年度に関連受注を含め約10億円の売上を目指す。