トッパン・フォームズ 音声ペン対応のオンデマンド教材をフルカラーバリアブル印刷で製造
2016年05月18日
 トッパン・フォームズは、音声ペンに対応したドットコード入りオンデマンド教材の製造を滝山工場のコダック合同会社製高速インクジェットデジタルプリンター「Prosper Press/プロスパープレス」で実現した。Z会の小学生向けコースの教材では、会員一人ひとりの受講コースや学習レベルに合わせて掲載内容がパーソナルに可変(バリアブル)印刷された教材であり、本技術は小学3・4年生の通信教育会員向け英語教材『エブリスタディEnglish』に2016年4月より採用されている。

 同教材は、グリッドマークが特許を持つ独自ドットコード「Grid Onput/グリッドオンプット」を活用することで、オンデマンド教材での音声学習を実現した。極小の点で構成されるため高い精度が必要なドットコードは、これまで固定版のオフセット印刷、またはトナープリンターでの製造事例しかなく、バリアブル印刷への対応や大量製造には不向きだった。しかし、今回「プロスパープレス」での安定出力が可能な製造・品質保証体制を確立したことにより、初めて高速インクジェットデジタルプリンターでの製品化に成功しました。そして、バリアブル印刷での大量製造を実現している。

■音声ペンの特長
 英語学習では、音声の聞き取りが必須となります。従来の英語学習ではCDを利用し、トラック番号を合わせて音声を聞く方法が一般的だったが、小学校低学年でも手軽にリスニングの学習ができるように、と開発されたのがオリジナル音声ペン「EverySpeak/エブリスピーク」。再生したい箇所にタッチするだけでネイティブの発音がすぐに聞けるため、小学校低学年が一人でも直感的に学習を進めることができる。また、手軽に再生できるため、聞きたい箇所を繰り返して聞きやすいというメリットもあります。「EverySpeak/エブリスピーク」により、一人ひとりに合った形で、能動的に英語学習を進めることができる。

トッパンフォームズでは、今後、同技術を応用したさまざまな業界への展開も予定している。外国語教材を取り扱う企業をはじめ、インバウンド対応に力を入れているサービス業界、またセキュリティ用途での活用なども視野に入れ、製品・ソリューション開発を行う。

 なお、トッパンフォームズは2016年5月18日から20日に東京ビッグサイトで開催される「教育ITソリューションEXPO」のグリッドマークの出展ブースで同事例を紹介する。