大日本印刷 「DNP地域通貨ポイント向け流通プラットフォーム」が「ZUTTO・ECOまいポ」で採用
2016年05月17日
大日本印刷(DNP、北島義俊社長)の地域通貨や地域共通ポイントの導入を支援する「DNP地域通貨ポイント向け流通プラットフォーム」が、本年7月1日に尼崎市全域で開始する地域通貨ポイント「ZUTTO・ECOまいポ」で採用される。

尼崎市は、2013年3月に、低炭素社会の実現に向け先駆的な取組にチャレンジする都市として国から「環境モデル都市」に選定された。その取組の一環として、地域全体で省エネに取り組みながら、地域経済の活性化も目指した「尼崎版スマートコミュニティ」を認定している。そうした中、2016年7月からの3年間尼崎市全域において実施される、地域通貨ポイント「ZUTTO・ECOまいポ」が、「尼崎版スマートコミュニティ」の認定を受け、地元の商店等と連携してデマンドレスポンスを行う持続可能な省エネ・地域活性化の取組みを行う。このような地域通貨ポイントを連携させたデマンドレスポンスにより、特定の自治体全域にまたがる省エネ・地域活性化の取り組みを行うのは、日本で初めてとなる。
DNPは、本年3月にフューチャーリンクネットワーク(FLN)と協業して、自治体や商店街が推進する地域通貨や地域共通ポイントの導入支援事業を開始した。今回DNPが開発した「DNP地域通貨ポイント向け流通プラットフォーム」の初めての導入先として、尼崎市で開始する地域通貨ポイント「ZUTTO・ECOまいポ」の運営を行う、まいぷれwithYOUに、同プラットフォームを提供する。

【ZUTTO・ECOまいポの概要】
ZUTTO・ECOまいポは、通常のポイントサービスに加えて、夏冬の電力需要がピークとなる時間帯に尼崎市域の住民に節電要請を行い、要請にこたえて外出し、地元商店街等の加盟店で買い物をした場合には、通常の2倍ポイントを付与するデマンドレスポンスを実施する。まいぷれwithYOUは、DNP地域通貨ポイント向け流通プラットフォームを導入し、7月1日に本格的なサービスを開始する計画。また、DNP地域通貨ポイント向け流通プラットフォームを利用して、ボランティアや健康増進活動、駐輪対策など他のポイントサービスにも展開していく計画。

【DNP地域通貨ポイント向け流通プラットフォームの特長】
■センターでの一括管理による業務負荷の軽減
従来、ポイントサービスの設定や管理は、ポイント決済端末毎に行っている。同プラットフォームは、クラウドサービスのため、時間帯別のポイント倍付けサービスなどを実施する際には、サーバーで対象端末の変更設定が一括ででき、運営事務局や各店舗の店員などの業務負荷を軽減する。
■ポイント利用者の利便性向上
Webキャンペーンやイベント参加特典など、ポイント決済端末以外でポイントを付与する場合、そのポイントを受け取るには、利用者がポイント受け取り専用端末などにカードをかざすなどの必要があった。しかし、当プラットフォームではサーバー側でポイント付与の設定ができるため、利用者が普段の買い物などでポイント決済端末にカードをかざした際に、キャンペーンやイベントのポイントも自動的に付与され、利用者は手間なくポイントを受け取れる。また、事務局はポイント受け取り専用端末を用意する必要がなくなる。
■FeliCaポケット搭載カードによるサービスの拡張性
同プラットフォームは、FeliCaポケットを搭載したカードを利用するため、カードの発行後にもボランティアや健康増進、駐輪場利用、プレミアム商品券等、様々な行政・地域施策と連携したポイントサービスの追加が可能。

今後、DNPは尼崎市での導入を皮切りに、今後他の自治体や企業に対しても導入を進めていく。なお、5月18日(水)~20日(金)に東京ビッグサイトで開催される「自治体総合フェア2016」のDNPブースで同プラットフォームの詳細と取り組みについて紹介する。