印刷工業会 「印刷を魅力ある業界に」活動報告会開催
2016年04月28日
印刷工業会(稲木歳明会長)は4月20日、港区元赤坂・明治記念館で「印刷を魅力ある業界に」活動報告会ならびに懇親会を開催した。
 印刷工業会では昨年4月より、「印刷を魅力ある業界に」をスローガンとして掲げ1年間活動してきた。印刷工業会には、①出版印刷部会、②教科書部会、③商業印刷部会、④紙器印刷部会、⑤軟包装部会、⑥液体カートカン部会、⑦建材部会、⑧情報セキュリティ部会、⑨資材部会、⑩教育・研究部会、⑪技術部会、⑫女性活躍推進部会の12部会ある。今回、代表して出版印刷、商業印刷、紙器印刷・軟包装、女性活躍推進の部会の部会長が発表した。
 報告会に先立ち、稲木会長はスローガンにふれ、「魅力ある業界の定義として、従業員が誇りを持って働き、学生が憧れる業界になる。そして、先端技術を要して、文化の担い手となり、人々の暮らしに深く関わる業界として大いにアピールし、課題に対して真摯に改善に取り組んでいきたい。今、着手することで必ず変化が訪れる。今の若手が中堅社員になる頃、昔はこういうことがあったと語られることがきっとあると思って活動している」と挨拶した。
 報告会ではまず、出版印刷部会の杉本尚彦部会長(大日本印刷執行役員事業部長)が報告を行い、商業印刷部会(柳井健部会長・大日本印刷副事業部長)、紙器印刷部会および軟包装部会(野口晴彦部会長・凸版印刷取締役事業部長)、女性活躍推進部会(新井妙子部会長・共同印刷課長)がそれぞれ報告を行った。
 中でも、商業印刷部会には40社が加盟しており、勉強会を中心に情報共有を行っている。さらに、①IR研究会、②CP研究会、③R&Dグループの3つのグループ活動をしており、山積する課題に対してディスカッションを行っている。
 また、紙器印刷部会と軟包装部会においては、印刷を魅力ある業界にするための方向性を共有し、今後の活動を推進している。さらに、若手による業界の課題や解決策を話し合ってもらい、課題経解決策として、人財育成、市場開発、商品開発、業界のイメージアップなどが挙げられた。
 報告会を受けて、浅野健副会長が「率直に感じたこととして、自社が工業会の会員であり、副会長としてお手伝いしていることに喜びと誇りを感じた。会長の挨拶にあったように、若手が中堅になった時に、思い出してくれるであろう。今、私たちはどうか、今の仕事に満足しているだろうか。不満があるか、1社では解決できないことが沢山ある。印刷工業会で共通の問題を出し合いながら、気がついた時から始めよう。印刷業界を魅力ある業界に、今できないことは次の世代に委ねていこう。ぜひ一緒に半歩でも前進させよう」と総評を述べた。


稲木歳明会長