太陽機械製作所 ラベル用2機種を発表
2015年10月06日
オフセット間欠輪転機のZX―320
フレキソ輪転機STF―340を公開

 (株)太陽機械製作所(東京都大田区大森西、岡倉登社長)は、IGASでスクリーン印刷機構を組み込んだオフセット間欠輪転ラベル印刷機「ZX―320型」を初公開した。また印刷品質とエコノミー価格を重視したフレキソ輪転印刷機「STF―340」を稼働展示し来場者の関心を集めた。
 これまでに全世界で250台の納入実績を持つオフセット間欠輪転ラベル印刷機「ZX―320」は原反幅100~320mm(印刷対応幅300mm)に対応する。天地送りサイズは100~350mmの応用性の高い基本機能に、今回、透明フィルムラベルの製作に必要不可欠となる裏面白うち印刷を可能とするスクリーン印刷ユニットを加えた新型タイプを公開し、標準機構のフレキソOPニスユニットとの組み合わせで一味異なるラベル制作を実演した。今回の展示機では、インキツボを「インキ供給量自動制御システム」にして従来の分割ブレード・レバータイプを変更して操作の簡便性を強化したものにしている。
 また新型フレキソ印刷機「STF―340」は、従来機の機能を継承しつつ、色間1・5m以下のショートパスと高性能サーボモーター、及びメカ技術を融合した設計仕様で安定した見当精度と刷り出し時間の短縮を実現したものとしている。
 各機種の主な特徴は次の通り。
 ■オフセット間欠輪転ラベル印刷機「ZX―320型」
 メインパネルから天地左右の印刷見当、版胴のひねり調整、水元調整などの主要操作が運転中も可能となる。各種アラーム表示やシステムの詳細設定など全ての情報を表示し、操作もできる。さらに送りサイズを入力するだけで各ユニットが最適な位置に自動的に移動するイニシャルポジションコントロール機能により、スタート時の天地見当は±1〓以内から稼働することが出来、ロスの大幅な削減が可能となる。
 ▽エッジガイド装置:給紙部にはエッジガイドを標準装備したガイドレス機構により、間欠機特有の糊のはみだしトラブルを回避する。
 ▽給紙バファー:インフィールドロール前にバッファーを装備する事でテンションを安定させ、用紙ストレスを与えない。
 ▽シャフトレスドリブン:原動には高性能・高分解性能を誇る独製ACサーボモーターを採用。抜群の見当精度を維持しロスの低減に寄与する。
 ▽PS版装着:PS版の装着は完全工具レスのフルオート。オペレーターが刷版に手を添えるだけでわずか数秒以内に完了する。
 ■フレキソ輪転印刷機「STF―340」
 ラベル市場における国産フレキソ機メーカーとして、高機能タイプの印刷機を開発・販売に関する展開を推進しており、大手や中堅の印刷会社で高い納品実績を誇る。特に「TFX―350Soave!」は、UVと水性の双方のインキに対応するほか、ラベルをはじめ、軟包装やカートンなど幅広い分野での印刷に採用されている。
 フレキソ機の導入しやすい価格の機種に対するニーズが高まっているが、これを受けて同社では、色間1・5m以下のショートパスを実現したSTF―340を開発。TFX―350の高い機能性を維持する一方、高性能サーボモーターの採用をはじめ、駆動系の効率化を図ることで、大幅なコスト削減に成功した。
 ▽最大紙幅:340mm▽最大印刷幅=330mm▽最大給紙径=φ800mm▽版胴円周=139・7~660・4mm▽ピッチ=3・175mm


オフセット間欠輪転ラベル印刷機「ZX-320型」

(印刷タイムス 2015年9月20日号掲載)