第43回技能五輪国際大会 堀洸太選手は健闘し7位に
2015年10月06日
 第43回技能五輪国際大会が、60カ国以上の国・地域から約1200人の青年技能者と1100人を超えるエキスパートが集まり、ブラジル・サンパウロ市で開催された。8月11日の開会式の後、15日までの4日間にわたり、50職種で技を競い、8月16日の閉会式で結果発表と表彰式が行われた。
 印刷職種では、(一社)日本印刷産業連合会主催(日印産連)の国内選考会を勝ち抜いて日本代表の座を獲得した、堀洸太選手(トッパンコミュニケーションプロダクツ)が参加、オフセット印刷・デジタル印刷・印刷メンテナンス・調色・印刷不良発見、印刷シミュレーター・断裁など幅広い課題に取り組んだ。
 今大会の印刷職種には、日本のほか、ベルギー、ブラジル、中国、コロンビア、デンマーク、ドイツ、フィンランド、フランス、オーストリア、スイスの11カ国が参加。金メダルはブラジル、銀メダル中国、銅メダルはフランスが、受賞し、日本から出場した堀選手は全ての課題で奮闘した結果、7位となった。
 技能五輪で活躍した堀選手には、9月16日に日印産連主催で開催した「印刷文化典」において特別賞を授与された。

堀洸太選手のコメント
 「指導していただいたエキスパートや技術のスタッフ、関係者の方々、応援していただいた皆様、ありがとうございました。この大会への参加を通じて、技術の習得や仕事の考え方など、たくさんの成果を得ることができましたので、今後の仕事に役立てていきたいと思います」。
 技能五輪国際大会は、隔年、世界各都市を巡回して開催され、出場選手は大会開催年に22歳以下であることが条件となっている。
 次回の技能五輪国際大会は、2017年10月17日~22日、アブダビ(アラブ首長国連邦)で開催される。
 印刷職種の競技内容は次のとおり。
 ▽調色=インキを調合し、指定された色と同じインキを作成。
 ▽オフセット印刷=オフセット片面枚葉機を使い印刷。
 ▽デジタル印刷=デジタルデータ受け取りから、デジタル出力機操作の一連の作業。
 ▽印刷メンテナンス=印刷機の保守点検。
 ▽印刷シミュレーター(SHOTS)=シミュレーションシステム上にセットされた、印刷上の問題点を発見し修正して、正常な状態にする。
 ▽断裁=指定された刷了紙を断裁し、製品に仕上げる。
 ▽印刷不良発見(新規競技)=提示された印刷サンプルの不良内容を、判別する。



課題で奮闘する堀選手

(印刷タイムス 2015年9月20日号掲載)