勝田製作所 小型から大型機まで各種断裁機
2015年10月06日
安全性を保障する断裁機

 勝田製作所(大阪市城東区)は、小型機(断裁幅606mm~)から大型機(断裁幅~2300mm)までの幅広い用途に対応する断裁機をはじめ、断裁工程を省力・効率化する周辺機械装置(搬送・揃え・排出)を「IGAS2015」に出展する。
 同社が製造・販売している断裁機には安全性・生産性・操作性では標準装備のソフトクランプ機構をはじめ、豊富なオプショナルユニットが用意されているほか、断裁プロセスでは独自設計の多種給排紙機械装置による自由なレイアウトとシステム化を可能としている。
 「IGAS2015」で披露する小型断裁機「KC66」は、「ビギナーでも簡単・安全、プロも満足」をコンセプトに開発されたものであり、断裁性能・安全性・操作性・付加機能のすべてにおいてハイレベルを実現。A3プラスサイズが楽に切れ、デジタル印刷機に最適なものとなっている。
 高級鋳鉄製の一体型フレームで、刃物駆動はクランク式が採用されており、高く積んでも高精度な断裁が可能となる。最大668mm幅まで断裁が可能で菊判にも対応。最大断裁厚さは120mm(クラス最高)まで行える。
 新機能として、「トンボマスター」(オプション)が搭載されており、デジタル印刷機の場合に版面が印刷用紙に対して水平に印刷されず、わずかなズレが発生することがあったが、このような場合でもバックゲージが0・5度、傾きを補正して見当合わせが実現できる。
 さらに、オプションで「JDF連係ソフトウエア」が用意されており、1台または複数台の断裁機の断裁プログラムの入出力および断裁機の稼働状況や仕事の進捗を一元管理できるほか、CIP4への対応も可能となる。
 操作パネルにはカラータッチパネルが採用されており、プログラム入力やクランプ圧・バックゲージ速度など、各種設定が簡単に行える。
 安全性についても、作業者の安全を守るソフトクランプ機能、稼働部完全カバー、刃物交換安心カバー、刃物ロック機構のほか、標準装備された両手操作式断裁スイッチは厚生労働省が定める労働安全衛生法に基づいた型式検定に合格しているなど、まさに進化した新世代型の断裁機となっている。
 一方、大型機としては、SH―HOW・HOPシリーズの最新鋭断裁機「JMC―7」などを出展する。
 同製品は、1160~1550mmのワイドな断裁幅と、左右2本のロットとクランクが刃物を駆動する両引式切断断裁方式により、紙はもちろん、フィルムやプラスチックなどの重断裁も一気に処理できる。
 標準装備された最新のコンピューターが複雑な断裁工程も正確かつ、スピーディーにコントロールできるため、高精度で高い生産性を実現する。
 同時に、パソコンとのシリアル通信機能も標準装備されており、各種インターフェースとの組み合わせによって、複雑に変化する将来のネットワーク化への対応準備も整えている。
 全機種に標準装備された両手操作式断裁スイッチは厚生労働省が定める労働安全衛生法に基づいた型式検定に合格している(型式検定合格番号TA318号、TA353号)。
 このほかにも、前方給紙・搬送・断裁・積み降ろしと連続ワークを省力化・効率化する独自のカッティングシステムを新開発のJDF連携ソフトによってCIP4に対応することも紹介する。

(印刷タイムス 2015年9月10日号掲載)