大日本印刷 自動車用部品の田村プラスチック製品の全株式を取得
2015年08月12日
大日本印刷(DNP、北島義俊社長)は、金型や樹脂成型の優れた技術を保有し、自動車のドア窓の上に取り付けるサイドバイザーにおいて国内で高いシェアを持つ田村プラスチック製品の全株式を、ライジング・ジャパン・エクイティ第一号投資事業有限責任組合(運営会社:ライジング・ジャパン・エクイティ(東京都千代田区、丸山哲夫社長)から8月6日取得した。
DNPは「知とコミュニケーション」「食とヘルスケア」「環境とエネルギー」「暮らしとモビリティ」を成長領域と位置づけ、「未来のあたりまえ」となる製品やサービスを創出して、生活者や企業に新たな価値を提供することに取り組んでいる。そのうちの「暮らしとモビリティ」の領域では、住宅用のフローリングや壁紙向けのシート材、自動車や電車の内装材などの製品を製造・販売するとともに、新たな機能を備えた製品の開発に努めて、事業の拡大を進めている。
一方、田村プラスチック製品は、約60年の業歴を持つ自動車用サイドバイザーの老舗企業であり、サイドバイザー分野における高い樹脂成型技術や製造ノウハウを強みとして、国内の自動車メーカーとの強い信頼関係を構築し、圧倒的なシェアを獲得している。
今回DNPは、「暮らしとモビリティ」という成長領域の自動車分野で両社の技術・ノウハウを融合させ、高い相乗効果による事業の拡大を目指して、同社の全株式を取得して完全子会社とした。
今回の株式取得により、DNPが自動車内装向けに提供しているハードコート転写フィルムや加飾フィルム等の高機能フィルム技術と、田村プラスチック製品の高い樹脂成形技術とを組み合わせることで、より競争力のあるサイドバイザーや新たな商材の開発を推進していく。両社で自動車分野を中心に事業を拡大し、2017年に100億円の売上を目指す。