凸版印刷 新免税制度に対応した商品向け箱型パッケージを開発
2015年07月22日
 凸版印刷(東京都千代田区、金子眞吾社長)は、「外国人旅行者向け消費税免税制度改正(以下 新免税制度)」に対応したセット商品向け箱型パッケージを開発した。食品や化粧品など、訪日観光客に向けた消耗品を販売するメーカーに向け、2015年7月下旬より本格的な販売を開始する。
 同製品は、その構造や表示などの面で新免税制度の要件を満たしたセット商品向け箱型パッケージ。メーカーは、免税対象となる商品を事前に詰め合わせたセット商品として販売できるため、店頭でのオペレーション負荷の低減はもちろん、商品価値の向上も期待できる。
 なお同製品は、訪日観光客向けの化粧品パッケージとして採用されている。

 訪日観光客の増加や、2014年10月に施行された新免税制度に伴い、百貨店・商業施設・量販店などの小売業界をはじめメーカー各社でも、商品企画や販売企画におけるインバウンド需要への対応の必要性が増加している。
 従来、免税扱いとなる消耗品の販売には、各小売店が用意する専用の免税袋への封入・封印が必要だった。そのため、一度に購入された多数の商品を小売店頭で袋詰めするというオペレーション負荷がかかるといった課題があった。また、訪日観光客のニーズにマッチした販売手法の検討が求められていた。
 今回、同製品を開発したことにより、小売店では箱型パッケージの該当箇所にセキュリティテープを貼り付けるだけで受け渡しが完了するため、購買活動の円滑化を実現した。また、免税対象となる5,001円以上のセット商品となるため、メーカーは関連する複数ブランドの商品を組み合わせるなど、販売戦略に沿った効果的な商品開発が可能になる。さらに、パッケージに美粧性の高い表現を用いることにより、ブランド力の訴求や日本文化の発信など、商品価値の向上も期待できる。

■ 同製品の特長
・新免税制度に対応したパッケージ
十分な強度や封印対応、内容物の表示、注意表記などにおいて、新免税制度の各種要件を満たしている。
・店頭でのオペレーション負荷を低減
メーカーにてあらかじめ商品をセットした状態で販売するため、購入処理後は箱型パッケージに専用のセキュリティテープを貼るだけで処理が完了できる。
・商品価値の向上に貢献
免税対象となる価格以上となるような同梱商品の組み合わせや、紙製パッケージならではの美粧性の高い印刷表現などにより、商品価値の向上が期待できる。
・各種インバウンド向けソリューションにも対応
QRコードによる多言語対応ソリューションや、ARを用いた関連情報の紹介など、各種インバウンド向けソリューションにも対応している。
・コントラクトにも対応
包材提供はもちろん、化粧品・医薬部外品の製造業許可(包装・表示・保管)を取得したトッパングループ工場での内容物のセット作業や、免税店への物流支援などにも対応できる。