FFGS 全製品における「重要法規非該当化」を達成
2015年07月21日
作業環境、品質、コスト削減に寄与
利益向上に貢献する薬品に
SUPERIA PRESSMAXの名称に統一

 富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ(社長:渥美守弘、以下FFGS)は、プレスルーム向けの環境対応ソリューションとして提供している印刷関連薬品に、このほど、安全性を向上させ「有機則非該当」を実現した給水ローラー脱脂&乾燥液『FC―2』および給水ローラー洗浄液『DC―2』を新たにラインアップ。これにより、全製品における「重要法規非該当化」を達成した。また、これを機に、薬品のシリーズ名称を、従来の『ECOLI―CHEMICALシリーズ』から、全世界共通ブランド『SUPERIA PRESSMAXシリーズ』(スーペリア・プレスマックスシリーズ、以下PRESSMAX)へと改め、印刷工程における作業環境改善・品質安定化・コスト削減、さらには企業としての利益向上に貢献する印刷関連薬品として提供を開始する。
 ■有機則・PRTR法などに全製品が非該当
 富士フイルムは、今年4月より、オフセット印刷業界向けに「省資源による収益性アップ」という新たな価値をもたらすソリューションとして、『FUJIFILM SUPERIA』をワールドワイドで提供している。これは、印刷会社の省資源への取り組みを「省材料」「省工数」「省エネルギー」「省排出」「省ウォーター」という5つの観点からサポートし、材料の節減や作業効率化、工数削減などにより、トータルコストの削減、収益性改善に貢献するソリューションとなるもの。この5つの省資源の追求にあたっては、単に無駄を減らすだけでなく、「つねに高い品質を維持する」ことを前提としており、富士フイルム独自の高度な材料開発・製造技術、コンサルティングノウハウなどによって実現されている。
 PRESSMAXも、FUJIFILM SUPERIAのコンセプトに則った省資源ソリューションの1つとなるもので、印刷品質の向上・安定化と同時に、高レベルの「安心・安全」を提供し、環境負荷・作業負荷の低減、コストの削減、ひいては会社全体の利益向上に貢献することを目指している。
 印刷関連薬品は、従来からプレスルーム向けの環境対応ソリューションとして豊富なラインアップを揃え、「高い環境性・安全性」や「優れた使用効果・品質性能」などの点で使用企業から高い評価を得てきているが今回、安全性をさらに向上させ、製品改良、ラインアップの見直しが行われている。その結果、従来から達成していた「PRTR法非該当化」に加え、「有機則非該当化」もシリーズ全体で実現したことから、全製品が有機則(有機溶剤中毒予防規則)・特化則(特定化学物質障害予防規則)・がん原性指針・PRTR法(化学物質排出把握管理促進法)のいずれにも非該当となっている。これにより、作業環境・健康への影響がさらに低減でき、印刷現場のより高水準な安全・安心、さらには、化学物質管理に関わる負荷の軽減にも大きく寄与できることになる。
 また、安全性追求の一環としてVOC対策も進められ、大部分の製品が、欧州の溶剤・危険物リスクレベルに準拠したVOC基準で「Non―VOC」または「Low―VOC(AⅢ)」となっている。
 ■環境負荷低減・品質安定化を同時に実現する湿し水
 PRESSMAXシリーズの中核を成すのが、環境対応・品質向上の両面で重要な役割を担う「湿し水」。富士フイルムでは、印刷用刷版・薬品の開発・製造拠点である吉田南工場において、独自に培った処方設計技術・評価技術を駆使し、さまざまな印刷課題に特化した性能を持つ湿し水を開発。枚葉機向け・輪転機向け合わせて10機種以上をラインアップしている。
 湿し水は、印刷コストに占める割合としてはわずか1%程度に過ぎないものだが、印刷現場で起こる多くのトラブルは、湿し水によって解消することができ、それは「損紙の削減」や「インキ使用量の削減」にもつながる。「用紙」や「インキ」はコスト比率が大きいため、湿し水でこれら資材の使用量・廃棄量を削減することにより、「省材料」の効果と同時に大きなコストメリットを得ることが可能となる。
 富士フイルムの湿し水は、主に環境・品質の追求という観点から全国の印刷会社で採用されているが、コスト削減や生産効率アップなどの導入効果についても高く評価されている。PRESSMAXシリーズは、印刷工程における環境改善だけでなく、印刷トラブルの解消による品質向上および生産性向上、さらには、損紙の削減やメンテナンス工数の削減などによりコスト削減にも貢献し、印刷会社に利益向上をもたらすという、省資源ソリューション『FUJIFILMSUPERIA』のコンセプトを体現する印刷関連薬品群となっている。