リンテックと三笠製薬 貼るタイプのエチケットケア製品を開発、介護現場での採用を目指す
2015年07月08日
リンテック(東京都板橋区、西尾弘之社長)と三笠製薬(東京都練馬区、緒方祐介社長)は、皮膚に貼ることでバラの香り成分を体内に吸収し、汗腺から放出させるシート「ローズフィットパッチ」を開発した。ほのかなバラの香りが体の周囲を包み込む、貼るタイプのエチケットケア製品。体臭や尿臭などのにおい改善ニーズが高い介護現場などでの採用を目指し、三笠製薬がこのほど販売を開始した。
介護現場では、いわゆる"介護臭"が課題となっている。三笠製薬が医療・介護従事者に調査したところ、8割以上が被介護者や居住空間のにおいの改善を望んでおり、そのうちの半数近くが体臭と尿臭に悩まされていることが分かった。
においが改善されれば介護者、被介護者ともに精神的負担が減り、特に被介護者にとっては、食事、排せつ、整容、移動、入浴などの日常生活動作(Activities of Daily Living:ADL)が活発になることも期待される。高齢化が急速に進み、介護が日本の社会的課題となる中、こうした要望に応えようと今回の開発に至った。
シートにはバラの香り成分の一つである「シトロネロール」を含有。上腕や胸などの上半身の肌に直接貼ると、このシトロネロールが経皮吸収され、一定時間後に汗腺から揮発する。3.5cm×5.0cmのシートを1~2枚貼付することで、約12時間にわたり香り成分が放出される。

1パッケージ28枚入りで、価格は1,500円(税別)。三笠製薬が介護施設に向けて提案していくほか、同社のショッピングサイト でも販売する。