大阪産創館で香りの技術・製品展開催、印刷業界から2社が出展
2015年07月07日
 香りに関する製品・技術を持つ企業の展示商談会「香りの技術・製品展」(大阪産業創造館主催)が7月1日、大阪市中央区の大阪産業創造館で催され、49社が素材・技術・サービス・商品の4部門に分かれ、それぞれの取り組みを披露した。
近年、市場が拡大している香り市場にあって、食品や化粧品をはじめ、日用品・生活用品や衣料品、雑貨の分野でもニーズが高まりつつある。このような背景から香りを活用したマーケティング手法に注目が集まるようになっている。
印刷業界からも、久保井インキ(大阪市東成区、久保井伸輔社長)と太成二葉産業(大阪市東成区、荻野隆社長)が製品・使用事例を紹介し、香りマーケティングの導入に関心を持つ店舗経営・企画に携わる来場者から関心を集めた。
 アメリカの企業が60年ほど前に開発した「マイクロカプセル」の技術を活用し、大学とも連携を図って独自開発した久保井インキは、擦ると香りがする名刺やポストカードなどをWeb受注する「香り印刷ドットコム」のサービスを紹介。
 「香り印刷は視覚だけでなく嗅覚にも訴えることができるため、相手に与える印象が大きく宣伝効果が期待できます。独自技術のマイクロカプセルを使用しているため、香りを長期間にわたって持続することができます。今後も香り印刷によるマーケットを創出し、新たな用途も生み出していきます」と久保井伸輔社長は語っている。
 一方、今回が初出展となった太成二葉産業では市販の香水や芳香剤、化粧品などに含まれる香料をフィルムで密封し、そのままの香りをDMなどに添付する新しい販促物「CosmellPack(コスメルパック)」を紹介。
 開封することで香る仕様になっているため、運送時などの擦れにより、意図していない時に匂いが漏れることはない。
 会場では、店頭でのテスターやイベントの配布ツールをはじめ、香りを届けるダイレクトメールなどに瞬間的な芳香剤として活用できることを訴求した。

久保井インキホームページ
太成二葉産業ホームページ