平成24年度入社式(4月2日) 凸版印刷 金子眞吾社長挨拶(要旨)
2012年04月06日

皆さん、入社おめでとうございます。社を代表して、皆さんに心からお祝いを申し上げます。
近年、中国をはじめとする新興国の国力が増すなど、世界はこれまでと全く異なる構造へと変化しています。またデジタル化に伴うペーパーレス化という、産業構造の変化も進行しています。

しかし、凸版印刷にはさらなる成長を果たすことができる、大きなポテンシャルがあります。トッパンには印刷を核に体系化してきたさまざまな技術や知識、ノウハウである「印刷テクノロジー」があります。これは様々な分野に応用できる素晴らしいものです。さらに、製造や営業はもちろんのこと、マーケティングやクリエイティブ、ITなど幅広い分野に「多彩な人財」が日々活動しています。また多種多様な業界の多くのお客さまと取引があり、良いポジションにいるのです。
これらによって、トッパンが変ることができれば、これからもまだまだ発展できると思っています。

会社を大きく変え共に成長していくために、皆さんに行っていただきたいことが2つあります。
1つ目は、前向きな危機感を持って、何事にもチャレンジして欲しいということです。
チャレンジして失敗することを恐れるよりも、チャレンジしないでやり過ごすことを恐れて欲しいと思います。成功の秘訣は、一生懸命知恵をひねり出すこと、次にどんどんまわりを巻き込んで、みんなの知恵を結集すること、そして、どんな些細なことでも必ず行動に移すことです。皆さんの熱い志が、会社を変える原動力になると信じています。
2つ目は、常日頃から、物事の本質を知ろうとして欲しいということです。
物事の本質を知ろうとするときに大事なのは、いろいろなことに「疑問」と「興味」を持つことです。疑問や興味を持ったらまず、謙虚にその道の達人に聞いてみることです。道が拓けたら、一生懸命考えてください。常に本質に立ち返り、自分の頭で深く考え、時に謙虚に教えを乞いながら、行動できる人になって欲しいと思います。

次に、皆さんがトッパンで働くにあたり、皆さんに身に付けてほしいことがあります。
1つ目は、トッパングループの社員として、コミュニケーション能力を身につけることです。
印刷の仕事は、お客さまの要望を聞き、ゼロからモノを創っていく仕事です。相手の身になって物事を考え、想いを感じる、これこそがコミュニケーションの原点です。ぜひ豊かで美しい感性を磨き、誰にも負けないコミュニケーション能力を身につけていただきたいと思います。
2つ目は、皆さん一人ひとりが、長い歴史を持つトッパンブランドを背負っていくということです。
本日みなさんに「社章」をお渡しします。これを身につけるということは、皆さん一人ひとりがトッパンを代表し、112年の歴史を背負っていくということです。責任と誇りを持って、どのような局面でも自らの力を信じ、精一杯チャレンジしてください。

トッパンには、私たちが大切にすべき価値観と進むべき方向性を示した「TOPPAN VISION 21」があります。これは、私たちの「憲法」に当たるものです。私たちが同じ方向に向かって進む上で必要なものですから、しっかりと理解してください。

今日から皆さんは5万人が所属するトッパングループの一員となりました。一人ひとりが「主人公」として輝き、活躍することを大いに期待しています。