営業マンのモチベーション高める学校を設立
2015年05月10日


営業マンのモチベーション高める学校を設立

日本印刷カレッジ(NPC)
日本唯一のアイデア熟成校に6月開校、1期生の募集開始

 2014年5月より、印刷営業マンを助けるツールとして販売してきた「楽LUCK営業!やったる」を、毎月の勉強会と合わせて、印刷会社の営業マンのモチベーションを高めることを目的とした日本唯一の印刷営業マンの学校「日本印刷カレッジ(NPC)」が6月より開校される。
 4月8日には、同校を設立する中心メンバーであり、「全国印刷営業応援隊」として立ち上がった真野貴司(淡路印刷)、古田敦也(ダイキュー)、米満和彦(ザッツ)、田村慎太郎(楽通)の4氏が出席し、同校の概要が発表された。
 冒頭、同校を立ち上げる意義について、真野氏は「『営業ツールがない』『武器がなく、あるのは会社案内だけ』という印刷会社が多い中で、何かの切り口になればと思い、昨年5月に業種別ツールの『楽LUCK営業!やったる』を作り、営業マンがもっと気軽に営業ができ、新規開拓に行けるお手伝いを始めた。
 1年が経過し、全国で60社の印刷会社で使っていただき、東京・大阪でユーザー会を開催していく中で『ツールだけでは難しいため、勉強会を開催してほしい』という要望が数多く出てきた。
 印刷会社は社内で勉強会を開いている会社が少ないこともあり、印刷会社の最前線にいる営業マンが勉強できる場を提供していきたいと考え、日本印刷カレッジを立ち上げることになった。
 これからの時代は人材を育成することが重要となる。いくら良い設備があっても、それを最前線で動かすのは人間であり、お客様のニーズを聞きとって印刷物を作らなければならない。勉強会と営業ツールを提供し、翌月にどれだけ成績が上がったのかをはじめ、ナンバーワンの営業マンの話を聞く場を提供していきたい」と示した。
 6月に開校される「日本印刷カレッジ」では、東京・大阪で月に1度のペースで印刷会社営業マンに必要なスキルを授業形式でレクチャーする。スタート時には売上げ目標を設定し、これを実現するためのフォローも行っていく。
 このほかにも、販促支援ツール「ミラくる」の活用法や、印刷業界のナンバーワン営業マンによる講義、頑張った営業マンへのプレゼント企画など、楽しく学びながら結果を出すプログラムが用意されている。
 1人の営業マンにつき、1年間限定の学校であり、ここで多くの仲間(ライバル)を作ることで高いモチベーションを維持しながら夢を実現する場を目指していく。
 中心メンバーとなる「全国印刷営業応援隊」の4氏全員は印刷業界が日本のあらゆる業種のあらゆる企業・店舗を元気にできると考えている。
 「安くしないと仕事が取れない」「印刷会社はどこでも良い」「どうせ提案なんかしてくれない」「悩みなんか話しても意味がない」という状況では絶対に元気にすることはできず、まずは印刷業界が良くならないとダメだとしている。
 これからの取り組みを通じて「1人でも、1社でも元気に楽しく仕事ができるようになってもらえるように」を大きなテーマとしている。
 概要説明の中で田村氏は「会社の売上はお客様との接触回数で決まってくる。接触の種類を大きく分けると、営業マン(新規・既存)か、ホームページなどのネット経由の2種類しかない。世の中が変わろうとも、当然全てネットになるわけでなく、営業マンのスキルはますます必要になるものと思われる。
 併せて、経営者はさまざまな会合や勉強会に出席するため、必然的に多くの情報を得ることで、伸びる要素を手にしているが、営業マンは勉強会やセミナーに出席することも少なく、当然伸びる要素もテクニックも少ないのが現状である。
 そのような中で、日々数字に追われ、本来楽しいはずの営業が全く楽しくないといった声を聞くこともある。『印刷業界をもっと面白く』を合言葉に頑張っていきたい」と抱負を語った。
 「日本印刷カレッジ」設立メンバーのプロフィルは次の通り。
 ■淡路印刷=アワプリメディアジャパン代表取締役・真野貴司氏
 淡路島を中心に顧客数2000社を超えるクライアントを持つなど、プル型営業を得意とする印刷会社の社長。新規訪問をほとんどしないが、年間100社以上の新規取引先を開拓。アワプリメディアジャパンは、父親から引き継いだ会社だけでは物足らず、自分がお金を出してもほしいサービスを提供する会社として起業。会員制ビジネス、レバレッジの効いた商売も得意とする。
 ■感動会社楽通代表=田村慎太郎氏
 中小企業の印刷・WEB・映像・イベント・コンサルを通じて、販促支援を展開。いかに安売りをしなくても印刷物が売れるのかを考え、経営者の悩みを解決するキーワードにどうすれば結果が出るのかをクライアントと一緒に考え、他の印刷会社とは全く違う次元で勝負。印刷会社向けの講演やセミナーを多数行い、多くの営業マンのヒントを提供し、結果を出している。
 ■ザッツ=代表取締役・米満和彦氏
 美容室・飲食店を中心とした中小店舗・企業の販促支援を行っている。小さな店の最大の武器である「人」「情熱」を最も的確に訴求できる販促ツール・ニュースレター作成・指導の第一人者として全国で「売れるニュースレター作成支援サービス」を展開し、300以上の店舗が導入しているほか、ポストカード専門店clipyを運営している。
 ■ダイキュー=アートディレクター・古田敦也氏
 コンセプトワークを大切にしたコミュニケーションデザインを心掛け、グラフィックデザイナー・アートディレクターという立場から、クライアントの想いをカタチにするという役割を担っている。どうすればお役に立てるかを常に心がけてコミュニケーションを大切にした制作・提案を行っている。
 授業スケジュールは次の通り。
 ■6月=自分の営業スタイルの棚卸し・売り(ストロングポイントの見つけ方)・1年後の目標設定
 ■7月=安売りしない営業方法・今印刷会社が求められていることとは?
 ■8月=新規営業活動のコツ・上手くいく新規営業の事例紹介
 ■9月=お客様のお悩みを聞く方法・お客様をその気にさせる方法
 ■10月=すぐ実践したくなる事例紹介(営業編・企画提案編・アイデア提供編)
 ■11月=企画の立て方・企画書の書き方・企画提案で見積を取らない方法
 ■12月=印刷営業の必須スキルプレゼンのやり方・ロールプレイングでの実践
 ■1月=お客様の取材方法・デザイナーが喜ぶ原稿の書き方
■2月=お客様に喜ばれるちょっとしたコツ「すいません」↓「ありがとう」に変わる方法
 ■3月=お客様の専門印刷会社になる方法・安い他社を圧倒する方法
 ■4月=業種別の営業提案ここがポイント・今攻めるべき業種の傾向と対策
 ■5月=卒業式・年間営業グランプリ発表(豪華景品)
 お客様販促支援ツール「ミラくる」の提供ツールスケジュール(各月発送予定、カッコ内は目的と作成ツール)
 ■6月=会社案内セット(閑散期に基本ツールを制作しておき、夏商戦を成功させる。会社案内・名刺・封筒・私の履歴書・うちわ)
 ■8月=キャンペーンセット(夏商戦と冬の繁忙期のためのリスト収集のために、キャンペーン・イベントを行う。DM・FAX・無料会員キャンペーン)
 ■10月=セールス販売セット・冬(年間最大の繁忙期となる冬商戦のためのツールを制作する。チラシ・集客につながるノベルティーグッズ・カレンダー)
 ■12月=顧客フォローセット(ファンを増やすために、繁忙期で集まった新規客に対してフォロー活動を行っていく。ニュースレター・ポストカード)
 ■2月=セールス販売セット・春(新生活などで繁忙期となる春商戦のための販促ツールを制作する。チラシ・DM・集客につながるノベルティーグッズ)
 ■4月=「想い」を伝えるセット(閑散期となる時期にしっかりと会社・お店の「想い」を伝えることで夏商戦に備える。小冊子・パンフレット・ポスター)
 現在、同校では全国100社限定で1期生を募集している。月額1社1人3万8000円、2人の場合は月額5万円(いずれも税別)。今後は全国各地で設立説明会を開催していく。
 問い合わせはアワプリメディアジャパン、電話0799(45)1323まで。(2015年5月10日号掲載)