コニカミノルタホールディングス入社式 松﨑正年社長訓示
2012年04月05日

皆さん、入社おめでとうございます。全世界のコニカミノルタグループ37,000人を代表し、皆さんの入社を心から歓迎致します。

本日は、111名の方が入社式を迎えました。就職活動で当社に応募して頂いた人は32,000人でした。約 300倍の就職戦線を勝ち抜いて、本日入社式を迎えた皆さんが、社会人としてスタートするにあたり、最初に抱く思いをいつまでも大切にしてもらいたい、との願いから、本年は当社が運営するプラネタリウム「満天」での開催としました。

私が、コニカミノルタホールディングスの社長として、グループ経営理念「新しい価値の創造」の下、目指す企業とは、「力強く成長を続ける会社」、そして「世の中に支持され必要とされる会社」です。
企業として成長を続けるから、こうして新しい人たちを採用もでき、社員に対して活躍のチャンスを与えられます。社員もチャンスが与えられるからそれを生かして企業人として成長することができます。会社としても、成長を続けるから次の投資ができ、それが新たな成長につながるという好循環を生みます。

一方、たとえ業績が良くても、社会正義に照らして問題になるようなことをしたり、害はなくても社会に貢献することのない企業では、その存続自体が危うくなります。「力強い成長を続ける」ことと、「世の中に支持され必要とされる」こと、この両方を満たすことがこれからの時代の企業には求められます。

昨年、「Giving Shape to Ideas:革新はあなたのために。」というメッセージを策定しました。これは、「当社は、お客様の思い、世の中の人々の思いを形にする会社・実現する会社です」ということを、社内外に発するメッセージです。

どんな会社を目指すかをお話ししたところで、皆さんに幾つかアドバイスと期待をお伝えしたいと思います。アドバイスの一つ目は、「志を持て、高く持て」です。是非、社会のため、当社のため、そしてご自身のために、5年、10年かけてもやり遂げるだけの価値があると思う目標を、皆さんご自身で掲げて、その実現に邁進して頂きたいと思います。それが企業人として皆さんの明日からの行動を決めますし、皆さんがどこまで成長するかも決めます。そしてなによりも皆さんの充実感を決めます。努力するだけでは充実感は得られません。目指すものがあるからこそ充実感が得られるのです。

アドバイスの二つ目は、「強みを作れ、強みを活かせ」です。「満遍なくそこそこ出来る」は学生時代に「優」を揃えて優等生になるには良いアプローチだったかも知れませんが、グローバルに競争する企業の中で存在感を発揮するには別の戦略が必要です。
弱点を修正だけでは存在感は発揮できません。存在感を発揮し高い成果を上げるには、自分ならではの強みを作ること、そしてその強みを磨いてそれを活かすことです。そうすれば自信を持って仕事ができます。
決して、他人のやっていることを気にして焦ったり、劣等感を持つ必要はないのです。

次に、私が皆さんに期待することは、皆さんは、私たち経営者の世代とも、当社の管理職の世代とも、育った時代・環境が異なるという事実です。育った時代・環境が異なると、同じ事象を見ても、見え方が違い、捉え方が違います。
組織の中に異なった見方・捉え方をする人がいることが、組織が動脈硬化を起こさずに、変化の必要性を感じ取り、イノベーティブであり続ける重要な要件なのです。当社が若い人たちを採用する理由、グローバル人材を採用する理由はそこにあります。是非、この期待に応えて頂きたいと思います。

もう一つ期待することは、若さというエネルギーです。当社が成長をめざす過程で、例えばアジア成長地域での新しいマーケットへの挑戦、新しい事業への挑戦、新しいイノベーションへの挑戦など、様々な挑戦の機会が生じます。是非、若さと云うエネルギーをぶつけて挑戦して欲しいと思います。いつの時代も、時代を変えるのは挑戦者なのです。

次の時代のコニカミノルタを一緒に創って参りましょう。