大日本印刷 北島義俊社長 年頭挨拶(要旨)
2012年01月05日

年頭挨拶(要旨)

大日本印刷
北島義俊社長

昨年3月に起きた東日本大震災からまもなく10か月になる。いまなお厳しい状況に置かれている被災者の方々に、お見舞いを申し上げるとともにこれからも出来るだけの支援をしていきたいと考えている。
震災からの復興に役立ちたい、被災者のために自分は何が出来るかなど、あらためて社会の中での自らの役割を見つめ直すことが多い1年だったと思う。
我々は、2001年に新たなビジョンを発表し、その中で、経営理念として「21世紀の創発的な社会に貢献する」ことを揚げた。強みである「P&Iソリューション」を活かして「社会に貢献する」ことが我々の目指すところである。その意味で、一人ひとりの仕事そのものが、よりよい社会をつくることに繋 がっている。そのことを強く意識して、日々の仕事に誇りを持って取り組んでいこう。

いま世界はまさに激動期といえる。そうした影響は我が国にも及んでいる。こうしたかつてない変化の中で、DNPグループも大きな「変革」を求められている。
特に、3月の震災以降、生活者の価値感や購買行動などが大きく変わってきており、我々は社会の変化や生活者の気持ちを的確に掴むためにもっと直接、社会 やマーケットに接し、それを解決する手段を提案・提供できる企業に成長していかなければならない。また、そうした役割を社会からも期待されている。
そのためには、いま進めている「P&Iソリューション」や「新しい働き方」「全体最適」の取り組みをさらにスピードを速めて強力に推し進めていくことが大切である。
さらに、今後はもっと広く世界のマーケットを見据え、グローバルにDNPグループの強みを活かした新たなソリューションを提供していく。そのための体制づくりもさらに強化していく予定である。
こうした変革を進めていくためには、「対話」と「連携」を図ることが大事である。

社会の変化は、さまざまな困難ももたらすが、その一方で、我々の強みであるP&Iソリューションが活かせるフィールドが拡大することでもある。
組織をあげた「変革」の取り組みと、一人ひとりの努力が結集すれば、DNPグループは、必ずや、将来にわたって持続的に発展していけると確信している。創業135年の今年を、「新しい飛躍の年」にしていこう。