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2015年08月10日
 凸版印刷(東京都千代田区、金子眞吾社長)は、家庭のエネルギーデータからエネルギーの使用状況や生活行動を予測し、個人の購買行動やプロファイルデータと紐付けることで新しいマーケティングを実現する次世代レコメンドシステム「VIENES(ヴィエネス)」を提供している。  凸版印刷はこのたび、「VIENES」を活用したサービスを用いて各帯のエネルギー使用診断レポートを作成する実証実験を、2015年7月から2016年1月まで実施する。具体的には、各世帯別にエネルギーの使用状況の「見える化」を行うとともに、エネルギータイプ診断などが記載されたレポートを発行し、同サービスの受容性の効果を検証する。 ■ 凸版印刷のエネルギーマネジメント事業について  凸版印刷はこれまで、経済産業省や環境省などの実証事業を通じ、エネルギー事業者と一般需要家とのコミュニケーションを図ることを目的に、「見える化」だけではない新しいサービスプラットフォームを追求してきた。2013年12月には、富士通(東京都港区、田中達也社長)と共同で、次世代レコメンドシステム「VIENES(ヴィエネス)」を開発。実証実験への導入を通じ、知見を積み重ねてきた。今年度は、「iエネ コンソーシアム」メンバーとして、平成26年度に引き続き、経済産業省が実施する「大規模HEMS情報基盤整備事業」に採択されている。 ■ 今回の実証実験について  凸版印刷はこれまでの実績を元に、同実証実験を実施する。具体的には、HEMSで収集した電力データをもとにサービスを提供する「HEMSデータ利活用事業者」として、HEMSが設置されたモニター世帯から取得した電力データと、他の「HEMSデータ利活用事業者」(以下、事業者)から提供される各種データをもとに、各モニター世帯のエネルギー使用タイプ分類、エネルギー使用量ランキング、エネルギー使用量の「見える化」などを実施し、レポートとして発行する。なお、凸版印刷は、事業者の1つである東京ガス(東京都港区、広瀬道明社長)に「VIENES」の一部機能を提供している。  この実証実験を通じ、同サービスの受容性の効果を検証することで、HEMSデータを活用した新しいサービスの可能性を見極め、同サービスをマーケティングに活用した際の有効性を確認する。 ≫ニュース全文を読む

2015年08月10日
 凸版印刷(東京都千代田区、金子眞吾社長)は、京都駅ビルにてデジタルサイネージでクーポンなどの情報を配信するO2O2O(※1)サービスの実証実験を、2015年8月3日(月)~30日(日)まで実施している。  同実証実験は、京都駅ビル南北自由通路に設置されたデジタルサイネージにBluetoothタグを設置。生活者のスマートフォンにクーポンなどの情報をプッシュ配信することで、リアル店舗への送客の有効性を検証する。  具体的には、マンション分譲を手がける日本エスリード(大阪府大阪市、荒牧杉夫社長)が同実証実験に参画。 日本エスリードが京都市内で分譲する新築マンション「エスリード四条大宮」、「エスリード伏見丹波橋」、「エスリード京都山科」の来場クーポンをデジタルサイネージで訴求する。その場で凸版印刷の電子チラシポータルサイト「Shufoo!」が提供するスマートフォン向けアプリ「シュフーチラシアプリ」を起動することで、デジタルサイネージのBluetoothタグからプッシュされる情報を受信し特設サイトへ誘引。京都駅近隣にある日本エスリードの分譲マンションギャラリーにて、ジェイアール京都伊勢丹(所在地:京都府京都市)で利用できる商品券を配布、送客を促す。 ■ 同実証実験の概要 ・期間: 2015年8月3日(月)~8月30日(日) (28日間) ・場所: 京都駅ビル南北自由通路(2階 ジェイアール京都伊勢丹前) ・概要: デジタルサイネージとBluetoothタグを活用し、スマートフォンへ情報配信 することにより、京都駅ビル利用者の駅周辺施設への送客効果を検証 ※1 O2O2O OOH(Out of Home) to Online to Offlineの略。交通広告や屋外広告など、家庭以外の場所で接触するメディアからインターネット、さらに実店舗へと誘導して商品の購買を促す施策。 ≫ニュース全文を読む

2015年08月06日
モリサワ(森澤彰彦社長)は、8月4日よりクラウドフォント3サービス「TypeSquare」に、「かな書体」を追加することを発表した。  今回追加された「かな書体」は、モリサワのオーソドックスな明朝体であるリュウミンと合わせて使うことにより、違った雰囲気を出すことができる「リュウミン小がな」「リュウミンオールドがな」「秀英3号」「秀英5号」や、ゴシック体の漢字と合わせることでマンガの吹出しなどに用いられる「アンチックAN」など。  タイプバンクフォントからは、本明朝と組合せて使うことができる「築地」「小町」「良寛」「行成」「弘道軒」、ナウと組合せて使うことができる「築地―M/G」「小町―M/G」「良寛―M/G」「行成―M/G」「弘道軒―M/G」が提供される。  問い合わせは同社東京本社経営企画部マーケティング課、電話03(3267)1233まで。 ≫ニュース全文を読む

2015年08月06日
動き始めた「成長エンジン」を加速 目の前の進路を全速前進する年に 凸版印刷(東京都千代田区、金子眞吾社長)は7月9日、同社秋葉原本社ビルで夏季記者懇談会ならびに、7月6日にオープンした同社ショールーム「PLAZA21秋葉原」とVRシアター/印刷博物館の企画展「ヴァチカン教皇庁図書館展Ⅱ」の見学会を開催した。  記者懇談会には、金子社長と杉村玄一郎広報本部長が同席し、同社の業績、経営課題と施策などについて説明した。2015年の同社の経営計画は、①グループを含めた構造改革の遂行、②新事業・新市場の創出、③グローバルな事業展開の加速の3点に取り組み、動き始めた「成長エンジン」を加速させ、経営課題の解決に向けた成果に結びつけていく。そして、今年度を同社が大きく飛躍するために、厳しい状況をいち早く脱し、目の前に広がる進路を全速前進する年とする。  経済環境  金子社長は日本経済にふれ、「金融政策や財政政策などの背景に、雇用や所得の環境は改善し、外需企業を中心に業績の回復が見られるなど、全体としては緩やかな回復傾向が続いていると思っている。一方で、個人消費の伸び悩みや、中国経済の減速、ギリシャの債務問題など、先行き不透明な状況も依然として続いている。私ども印刷業界においても、ペーパーメディアの減少とデジタル化が進展し、従来の印刷事業のあり方が、転換点に差し掛かっており、その変化のスピードはさらに早く進んでいる」と述べた。  同社の業績  2015年3月期通期業績(連結)は、連続売上高1兆5269億円(前期比0・3%減)、連続営業利益408億円(前期比14・4%増)、連続経常利益452億円(前期比20・0%増)、連結当期純利益228億円(前期比10・9%増)と、昨年度の決算では営業利益は3期連続の増益となり、公表値を達成した。  2016年3月期通期業績予想(連結)は、連続売上高1兆5360億円(前期比0・6%増)、連続営業利益475億円(前期比16・2%増)、連結経常利益500億円(前期比10・5%増)、連結当期純利益230億円(前期比0・6%増)で引き続き、グループ全体最適の視点から構造改革を推進し、経営基盤の強化に努めていく。また、成長分野に対して積極的に経営資源を投入し、新たな事業の創出とグローバルな事業展開を加速していく。  経営課題と施策 ①グループを含めた構造改革の遂行  これまで海外事業は国際事業部が中心となり進めてきたが、「事業探索の段階」から「事業基盤確立の段階」に移行したことを踏まえ、国際事業部を発展的解消し、情報系・生活系の各事業本部に移管した。 ②新事業・新市場の創出  今後の成長に向け、新事業・新市場の創出に取り組む。紙とデジタルを融合させる同社技術やノウハウ、ICTなどを組み合わせたトータルソリューションを武器に、BPO事業、セキュア関連事業、メディア関連事業を重点事業として、一層の推進を図っていく。  ■BPO事業  近年、新たなビジネスチャンスとして期待されるヘルスケア領域でのBPO事業でも実積を重ねており、中でも横浜市による「よこはまウオーキングポイント事業」では共同事業者として参加するほか、千葉県浦安市や岡山県岡山市をはじめとする全国6つの市と筑波大学や民間シンクタンクが実施する「健幸ポイント実証実験」などに参加している。  ■セキュア関連事業  「マイナンバー制度」導入に関しては、需要の獲得とともに、その先の「マイナンバーを活用した新しいビジネスの創出」を見据え、「印刷テクノロジー」で培ったセキュリティーノウハウとトータルソリューションを結集し、取り組んでいく。  ■メディア関連事業  電子チラシ事業の「Shufoo!」は、ユニークユーザー数が690万人、登録店舗数が10万店舗を突破し、月間のページ閲覧数が2億回を超えた。今年2月には、店舗のPOS情報と連携し、電子チラシやクーポンの閲覧から購買までの効果を把握できるとともにその結果に応じてキャンペーンを実施できる「レジ連携サービス」を開発し、NECのPOSシステムを使った実証実験を開始した。今後、「Shufoo!」が持つメディアとしての価値をさらに拡大し、ユーザー数拡大に向けた施策をより一層強化していくと同時に将来的に「電子マイポスト」として様々な通知を受け取れる電子配信プラットフォームへの進化を目指していく。  ■その他  様々な分野で新たなる事業の創出を図っているが、今後、将来を見据えて、教育ICTやエネルギー、医療などの幅広い分野で「印刷テクノロジー」をベースとした同社独自のソリューションを提供し、強みを活かした新事業の取り組みを進めていく。 ③グローバルな事業展開の加速  特にバリアフィルム事業で海外展開を注力しており、新会社「TOPPAN USA」を設立するとともに、バリアフィルム事業では初となる海外生産拠点をアメリカ・ジョージア州に建設することを決定し、2016年3月量産開始を目指している。  社会貢献/文化貢献  8月ブラジル・サンパウロで開催される「第43回技能五輪国際大会」の印刷職種で、同社の堀洸太(ほりこうた)さんが日本代表選手に選ばれた。同社では若手社員の技術力向上を目指し、選手育成のプロジェクトチームを結成し、社内認定の技術指導者が若手社員への技術伝承に取り組んできた。今後も技能選手の育成と印刷業界のものづくりの強化につなげていく。  また、2000年に開設した印刷博物館が今年で15周年を迎え、来場者は44万人を突破した。(印刷タイムス 2015年7月20日号掲載) 左から金子社長、杉村広報本部長 ≫ニュース全文を読む

2015年08月06日
シンボルマークとコーポレートメッセージを制定  リョービMHIグラフィックテクノロジー株式会社(代表取締役社長:一政譲)は、2014年1月に発足し、リョービ株式会社と三菱重工印刷紙工機械株式会社が培ってきた強みを引き継ぎ、融合させながら、商品ラインアップの拡充や開発力、製造力、販売・サービス力の強化に努めている。同時に旧リョービ機、旧三菱機に分かれている商品ブランド、機械のカラーやデザインの統合を含めて、IGAS2015ではお客様から見て名実ともに1つの会社と認識してもらえるようコーポレートアイデンティティーの強化を図ってもいる。  シンボルマークとコーポレートメッセージを新たに定め、カラーやデザインに一貫性を持たせた印刷機の外観を一新してIGAS2015に出展する。コーポレートメッセージである「ともに、世界へ彩りを。」をテーマとして、LED―UV乾燥装置を搭載した四六全判、菊全判、A全判のオフセット印刷機を出品し、最新テクノロジーの初披露や、各種コーナーにおける印刷の幅広い表現などのサンプル展示を行う。  RYOBI MHI Graphic Technology Ltd.の社名頭文字をとったアルファベット4文字「RMGT」(アールエムジーティー)を同社の呼称に定めた。  シンボルマークは、RMGTロゴを中心として、2つの円形エレメントが向かい合うデザイン。もともと2つだった会社の力をRMGTに結集し、お客様とともに世界へ広がっていく姿を表現している。2つの円形エレメントが社会との信頼関係を表し、お客様とともに世界へ広がっていく企業姿勢を示している。RMGTロゴは丸みを持たせながらも、ところどころにシャープなラインを残し、活発さ、活力さの中に誠実さと堅実さを軸に持つ企業像を表している。他社にないものを創り出し、温かさと熱さを併せ持つ色として、赤をコーポレートカラーに定めた。  このコーポレートメッセージを、IGAS2015テーマに定めて、菊全サイズ以上の旧三菱機、A全サイズ以下の旧リョービ機のカラーを統一し、それぞれの良さを継承し合わせ持ったデザインで貫いた商品ラインアップを出品する。  世界で初めてオフセット印刷機用に開発した、環境にやさしいLED―UV乾燥装置をより一層進化させ、展示する印刷機全てに搭載する。さらに、オペレーションスタンドにいながら、印刷品質やマシンの稼働状況がわかる大画面モニターシステムも搭載している。  ▽四六全判4色オフセット印刷機(新商品)  最大紙幅1、130㎜。基本性能に優れていた旧三菱の四六全機に、菊全機で評価が高いメンテナンス性を高めたソフトを継承し、最高印刷速度を15、000sphに引き上げた。世界で初めて、四六全サイズにLED―UV乾燥装置を搭載した。展示機には全自動同時刷版交換装置サイマルチェンジャーを搭載し、クイックな版交換を紹介する。  ▽菊全判6色オフセット印刷機薄厚兼用機  最大紙幅1・05㎜。展示機には、新開発の給紙自動ノンストップ装置とデリバリシャッターを搭載し、ノンストップでの印刷を実演する。また、チャンバーコーターを搭載して、高品質な印刷の実演も披露する。  ▽A全判4色オフセット印刷機(新商品)  最大紙幅940㎜へワイド化した機種を、標準920㎜のラインアップに追加した。従来からのユーザーフレンドリーな操作性と高い省エネ性能を引き継ぎ、菊全機で培った紙搬送の基本性能とメンテナンス性を高めるソフトを備えて、生産性をさらに高めている。展示機には、新開発の品質検査装置を搭載する。  ▽サンプル展示  お客様が手掛けられた印刷物の数々、自動車内装品などに使う成型用フィルムに印刷する。同時にSAT SYSTEMなど印刷の幅広い表現を、サンプル展示で紹介する。(印刷タイムス 7月20日号掲載) RMGT IGASブース ≫ニュース全文を読む

2015年08月06日
印刷を核に新戦略を組む デジタルメディアへ対応  伸び悩む印刷需要を静止画コンテンツとしての紙媒体の枠を越えて、高速なデータ通信回線(ブロードバンド回線)の普及を利用して、動画コンテンツを配信する印刷企業が登場してきている。印刷を支えてきた静止画コンテンツを動画コンテンツ(ブロードバンドコンテンツ)にシフトすることで、インターネット放送局を立ち上げて地域企業や商店街イベントとの連携のもとに新たな価値創造に動き出している。  明石市大道町の王子印刷(井上洋佑社長)は、加速度的に変化するデジタル技術の進化に対応するため、2010年9月にネット回線を利用して独自の動画コンテンツを配信サービスするインターネット放送局「ジーオインターネット放送局」を立ち上げ話題を呼んでいる。  地域企業や官公庁、商店や個人からカタログ・会社案内・パンフレット・ポスターなどを請け負っている王子印刷は、これまでの印刷に加えてブロードバンド環境を利用した動画コンテンツを広報PRツールとして提供するなど新たな役割を打ち出している。  創業以来、地域の仕事が大半を占め、長年にわたって「町の印刷会社」として歩んできた同社は、長年にわたり培ってきた印刷のノウハウはそのままに、これまで蓄積してきた全てのキャリアをベースとしてデジタルメディアへの事業拡大を目指している。  「デジタル化の進展により、印刷業界を取り巻く環境は大きく変化してきました。これまでは紙媒体を中心としてきましたが、お客様はそれだけでは満足しなくなってきました。10年ほど前に先代から『皆で次の時代に備えて何か方法を考えるように』と言われ、全員で話し合った結果、アナログ×デジタルで化学反応が提供できる会社を目指して再出発することになりました」と井上社長は振り返る。インターネット放送局「ジーオインターネット放送局」は、動画コンテンツを利用してPRに取り組む企業や自治体が必須のツールとして求める動画配信技術や、高視聴率・低コストで情報発信機能によって多くの企業から期待を集めている。  ジーオインターネット放送局の長井克憲ディレクターは、「地域のNPO法人がホームページを立ち上げる際に動画コンテンツを採り入れたいという要望があり、インターネット放送局を立ち上げることになりました。  地域で可愛がられてきた当社にあって、今まで以上にお客様に寄り添っていくためには、常に新しい媒体へのチャレンジを続けていくことが必要と考え、WEBや映像を活用した販促活動を支援することになりました」と語っている。  「アナログ×デジタルの化学反応」を市場に提供する同社は、媒体や戦略、制作方法はもちろんのこと、各専門分野のクリエイターが、頭脳と技術を融合させたサービスが提供できる体制を整えた。  これまでにインターネット放送局で配信した動画コンテンツは600を超え、その取り組みから「デジタルに対応できる会社」との評価を獲得して、最近ではWEB制作といった需要を創造するまでに至っている。同時にその延長線上に、コンサルティングとブランディングづくりも加えられてきている。  顧客が抱える問題点をはじめ、経営や組織全体、取り巻く環境や市場をあらゆる視点から分析し、問題解決のための企画を提案して実現へと導いている。  「深刻な景況が続いていますが、個と個、組織と組織、個と組織をつなぎ、結び付けるコミュニケーション手段を生み出し、つながりを作るお手伝いをすることが、われわれの使命です。時代の流れに対応しながら、お客様のプロモーションに最適なサービスを提供し続けていきます」と井上社長は語っている。  「町の印刷会社」から広告代理業へ変貌を遂げつつある同社は、過去に蓄積したノウハウを駆使し、最も効果の期待できる表現方法は何かを模索し、WEBコンテンツやデジタルコンテンツを視野に入れた幅広い広告展開を今後も提供していくことを決意している。(印刷タイムス 7月20日号掲載) 井上社長(右)と長井ディレクター ≫ニュース全文を読む

2015年08月06日
地域密着の広告代理業へ変革目指す 発想力と企画力で需要創造  地域活性化が果たす役割には、衰えかけている経済力や人々の意欲を向上したり、人口を維持・増加するために諸活動を行うことが挙げられる。  兵庫県明石市に本社・工場を置くソーエイ(斎藤雅彦社長)では、地域の学校関係・官公庁関係・病院・商店・企業からリーフレット・出版物・チラシ・商品カタログといった印刷物を請け負いながら、宣伝効果を高める販促物までをトータルにプロデュースしながら、地域活性化に寄与している。  「お客様の期待にお応えできるパートナーでありたい」を行動指針に掲げて事業を展開しているソーエイの斎藤雅彦社長は「お客様にとって便利な印刷会社であり、印刷物を発注するのに面倒くさい課題を解消することによって、地域に隠れた情報を誰もが発信できるようにサポートしていくことで需要を創造しています」と語る。  これらを実践する形として、企業や店舗の販売促進をサポートする場合には、マーケティングのノウハウ提供をはじめ、企画・イベント・デザインの提案、印刷から顧客データの管理までをトータルに請け負う体制を整えている。  同時に、他社との差別化を図るためにはデザインは欠かせないPRポイントとして、ロゴマークの製作からカタログ・チラシなどの作成、ホームページといったWebサポートまでを一貫してプロデュース。訴求効果を高めるビジュアルの創造・検索・コピーライトまで、イメージアップにつながる企画を要望に応じて提案することで評価を得ている。  一方で、パーソナルユースには自分史ができるまでのお手伝い、学校関係ではPTA広報誌の編集支援サービスを行っており、発注者にとって便利さを売りのカタチとしている。  さらに、同社では2013年6月にデジタルサイネージ・CTPストッカー事業部を大阪市北区天満に立ち上げ、モニター型とウインドー型のデジタルサイネージ、コンテンツ制作までを含めた形で市場に投入している。  特に、ウインドー型ではガラス(ショーウインドー)およびアクリル版に特殊フィルムを貼り、プロジェクターで映写し、広い視野角で、どの角度でも新鮮な画像が見られる商品を販売。あらゆるシーンで地域や周辺の情報を動画で発信するためのコンテンツ制作にも力を入れてきた経験から、地域のホテル・病院・旅館・学校などに向けて積極的に導入を進めている。  「どのような内容で、どのような媒体を使えば宣伝効果が高まるかを考えてきた結果、これまでは紙媒体を入口としてきましたが、お客様の要望に合わせたメディアを提供していくことが重要と判断しました。同時に便利さを追求していくうえで、お客様から出される要望を丸投げされても効果が高まる提案を行っていくことが使命となり、これらに対応した形を提案する体制を整えました」と斎藤社長は語る。  それらを具現化する形で、これまで蓄積してきた技術力にあらゆるメディアに対応した製品を同社では市場に投入している。  その一例としては、ゴルフ場でプレーする場合に雨が降り、スコアカードをホールごとに記入する際に雨水で数字が擦れるほか、雨に濡れてボロボロになってしまうことがあるが、雨に濡れても水を弾き、数字が書ける紙を提案。  水をこぼしてもインクが落ちず、完成した印刷物にボールペンで文字が書けるため、飲食店のメニューや病院の診察券、名刺などに使われている。  このほかにも、サイネージを使って地域の店舗や医療に関する情報を病院の待ち時間を利用して発信するシステムや、カラー複合機で使用できる高耐水・高耐久の機能用紙でオリジナリティのある販促ツールとしてネームプレートから店舗用POPなど、幅広い分野で使用可能なラミネートを超えた製品を提供している。  さらに、自社開発した全てのCTPメーカーの機種に対応した「CTPストッカー」も販売している。  「競争をしても利益を確保するためには、他社と違った製品で価格決定権が持てる武器を持つことです。同時にお客様の面倒くささを代行する広告代理業へと業態を変革することが重要です。仕事が減った分をリカバリーする発想力と企画力を身につけることが必要だと考えています」と斎藤社長は示す。  同社では、今後も印刷発注者が「どこで、どのようなことに使うのか」を把握したうえで、デザイン・企画から請け負っていく体制を整えて、地域に隠れた印刷需要を掘り起こしていく姿勢を強化していく。(印刷タイムス 2015年7月20日号掲載) 斎藤雅彦社長 地域からあらゆる印刷物を受注している ≫ニュース全文を読む

2015年08月06日
紙製品を集めるコンセプト・カフェ チンチン電車・ツツジなど「堺柄」で商標登録  「ここへきてアナログかな」と(株)つーる・ど・堺の代表取締役田中幸恵氏は語った。同社はもともとサイトのみで堺市のエリア情報を発信していた。〝紙カフェ〟をオープンさせたのは2012年5月。3年以上が経過した今、紙カフェは堺市の活性源として重要な役割を担っている。  堺らしいモチーフ(チンチン電車、ツツジ、古墳、だるま自転車など全18種)を図案化し、「堺柄」として商標登録。堺柄はマスキングテープや封筒、一筆箋など様々な雑貨に活用され「堺カミモノ」として店内で販売している。半分がカフェで、半分が雑貨屋の紙カフェは様々な人が来店する。紙の情報、堺市の情報が自然と集まり、顔と顔を合わせての情報交換が行われる。同店は印刷物の注文も承っており、来店した客と話をする中で受注につながることもあれば、客と客が店で知り合い新事業を始めた事例もある。また、何か事業を始めようと考えている人たちが相談のような形で来店する場合もあるという。  「地域の皆さんと一緒に堺市を盛り上げたいという思いが根底にある」と語る店主・松永氏の言葉通り、紙カフェは人との触れ合いの中で堺市を活気づける。それは紙カフェならではのやり方と言える。  幸恵氏の母、田中範子氏はホウユウ(株)の経営者。同社は〝まちの印刷屋さん〟として「文字」「情報」「柔軟性」をコンセプトにオンデマンド印刷業務を展開する印刷会社だ。そういった経緯から、最初は紙カフェもホウユウのアンテナショップのようなイメージを持たれていた。しかし、前述したような紙カフェだからこそ生まれた仕事や展開の広がりを蓄積することで、現在では独自の事業媒体として確立した。  人と人が紙でつながり、紙を通じて関係を深める。堺柄を利用した紙雑貨は堺市のお土産として人気があり、カフェメニューにある堺珈琲は茶こしを使ってドリップしたオリジナル珈琲。しかもこの堺珈琲は甘納豆との相性が抜群に良く、セットで注文することができ、さらにこの甘納豆もまた堺市の名物というこだわりぶりだ。  また、何かを始めたい人を集めてディスカッションする「堺サミット」やペーパーフリーマーケットなどを定期的に開催し、堺市民との交流を図るような活動も行っている。  インターネット全盛期の今、顔と顔を合わせる〝アナログ式〟のやり方で、紙カフェは今後も堺市と共に発展していく。(印刷タイムス 2015年7月20日号掲載) 紙カフェ店主の松永知美氏(左)と つーる・ど・堺代表取締役の田中幸恵氏 紙製品が並ぶカフェ店内 ≫ニュース全文を読む

2015年07月31日
大日本印刷(DNP、北島義俊社長)の100%子会社のDNPフォトイメージングジャパンは、スマートフォンで撮影した画像データを使って、スマートフォン向けWebサイトで簡単にフォトブックやポストカードが制作できるサービス「ドリームページ・プラスforスマートフォン」を7月31日に開始する。 近年、スマートフォンで気軽に写真を撮影する機会が増え、スマートフォンで撮った画像をプリントしたり、フォトブックにして楽しみたいというニーズも高まっている。このニーズに対し、フォトブックサービス事業各社は、スマートフォン向け専用アプリを使ってフォトブックを制作できるサービスを展開しているが、アプリのダウンロードなどに手間がかかっていた。 この課題に対し、DNPでは以前より、パソコンのWebサイト上でフォトブックを制作できるサービス「ドリームページ」を提供していたが、今回その技術・ノウハウを活かし、スマートフォンに最適化されたWebサイト上でフォトブックやポストカードを制作できるサービスを実現した。 【同サービスの概要と特長】 DNPフォトイメージングジャパンが提供する「ドリームページ」は、写真などのデジタル画像を専用Webサイト上にアップロード、フォーマットに基づいて編集し、オリジナルのフォトブックを1冊から制作できるサービス。また、「ドリームページ・プラス」は、「ドリームページ」に比べレイアウトやフォント、背景色などの自由度が高いフォトブックを、パソコン専用アプリ上で編集・制作できるサービス。 今回サービスを開始する「ドリームページ・プラスforスマートフォン」の特長は、以下の通り。 ・専用アプリのダウンロードは不要で、スマートフォンに最適化されたWebサイト上で編集し、注文することが可能。 ・挿入する写真を選択するだけで自動的にレイアウトされるため、簡単に編集できる。 ・フォトブックは1冊880円(税込)、ポストカードは6枚セット880円(税込)という低価格を実現した。 ・DNPの印刷ノウハウを活用することで、低価格でも高品質な仕上がりを実現する。特にポストカードは印刷会社のこだわりで風合いのある用紙を選定し、写真プリントとしてではなく、身近なアートポストカードのような仕上がりで、プリントの楽しみ方が広がる。 ≫ニュース全文を読む

2015年07月31日
大日本印刷(DNP、北島義俊社長)は、金属とプラスチックなどの異なる素材を接着できるフィルム2種を開発した。今回、開発したのはオレフィン系樹脂と金属などの接着に適している「DNP熱溶着フィルム」と、炭素繊維強化プラスチックと金属などの接着に適している「DNP粘接着フィルム」で、7月より量産を開始する。 近年、自動車や飛行機、電子機器などの部材は、薄型化や軽量化に対応するため、炭素繊維強化プラスチックや樹脂素材などの採用が増えており、これらの軽量素材と金属を接合した複合部材の需要が増えている。またこれに伴い、接着工程の簡略化や接着後の不具合の低減も求められている。これらのニーズに対応するために、異なる素材を簡易に接着できるフィルムを開発した。 【同製品の特徴】 さまざまな異なる素材を接着することが可能。またシート状のため、液体接着材と比べて均一な厚さで接着できるほか、接着材のはみ出しやベタつきがなく、仮止めや貼り直しすることができるため、作業工程を効率化できる。 それぞれのフィルムの特長は、以下の通り。 ○オレフィン系樹脂と金属の接着に最適な「DNP熱溶着フィルム」 ・電子機器や事務機器などに広く使用されているオレフィン系樹脂と金属の接着に適しており、DNPが製造しているリチウムイオン電池のバッテリーパウチで樹脂層と金属の接着で使用実績がある。 ・加熱圧着で接着するタイプ。熱で溶着する樹脂をフィルム状にしたもので、通常温度では固形化しているため、接着剤のはみ出しによるべたつきを防ぐ。また残留溶剤やガスの発生を軽減できる。 ・電気絶縁性や防湿性、長期耐久性、耐熱性など、使用する機器や場所など用途に合わせて多様な設計が可能。 ○炭素繊維強化プラスチックと金属の接合が可能な「DNP粘接着フィルム」 ・耐熱性に優れ温度変化が激しい環境でも性能の劣化が少なく、また接着強度が非常に高いため、自動車や飛行機などに採用されている炭素繊維強化プラスチックと金属の接着に適している。 ・炭素繊維強化プラスチックと金属の接着以外にも、コンクリート、ガラス、セラミック等のさまざまな素材の接着に使用できる。 ・熱で接着するタイプのほか、熱に弱い素材向けに、紫外線などの光で硬化するタイプがある。 【今後の展開】 DNPは、当製品を電子機器や事務機器、産業機器メーカーなどを中心に販売し、2018年に50億円の売り上げを目指す。 ≫ニュース全文を読む