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2012年06月18日
   オットージャパン(オットー、田中進代表取締役会長 兼 CEO)は、大日本印刷(DNP、北島義俊社長)の協力のもと、通販業界としては初となる、電子透かし技術を採用したカタログ『オットーウィメン』を6月18日に発刊した。今回発行するWebユーザー向けカタログ『オットーウィメン 盛夏号』(部数:8万部)には、人間の目で識別できないデジタルコードを埋め込む電子透かし技術を活用して印刷物と連動したデジタルコンテンツをスマートフォン向けに配信するDNPのサービス『QUEMA(キューマ)(QUick and Easy Media Access)』を採用した。   スマートフォン向けアプリ「オットー・インフォリーダー」をダウンロードして起動させ、カタログに掲載されているチュニックやワンピースなどの売れ筋対象商品にスマートフォンのカメラをかざすと、商品詳細や在庫の有無、ユーザーレビューなどの付加情報が閲覧でき、期間限定のアプリダウンロードキャンペーンにも参加することができる。気になる商品をカメラにかざすだけで購入へとつながる流れとなっており、より便利にお客にショッピングを楽しんでもらう環境を提供する。今後、同様の流れで購入できる商品を拡大していく予定。                   【アプリダウンロードキャンペーンについて】▽名称=「3日分着まわしコーデ」まるごとプレゼント!▽内容=オットー・インフォリーダー配信開始記念としてモデル・前田典子さんが選ぶ着まわしコーデ一式を各1名、合計5名様へプレゼント▽応募期間=6月18日より7月5日まで   【オットー・インフォリーダー(アプリ)について】■利用方法1.「オットー・インフォリーダー」アプリをダウンロードして起動する。2.「カタログ読取」を選択する。3.表紙・裏表紙の2ページに掲載されている対象商品にスマートフォンをかざすと、そのままオットー・オンラインショップの商品ページにアクセスすることができる。画面下にはアプリダウンロード者限定のプレゼントキャンペーンも。   ≫ニュース全文を読む

2012年06月18日
 大日本印刷(DNP)と、DNPの子会社で商業印刷物などの企画・制作を行うDNPメディアクリエイト(DMC)は、顧客からの信頼が厚く、成績が優秀な販売員のコミュニケーションのノウハウをまとめたコンテンツを搭載し、対面での営業効率を向上させるタブレット端末向けアプリ「Tap Style(タップスタイル)」を開発した。 本年6月13日に、低価格で機能を絞り込んだ「ベーシックプラン」と、機能をカスタマイズできる「オリジナルプラン」の2種のアプリを発売した。昨今、持ち運びが容易なタブレット端末を、商談やプレゼンテーションなどのビジネスシーンに活用する事例が増加している。タブレット端末は、カタログやチラシにはない動画や音声などの詳細情報や、商品検索などの利便性の高い機能が利用できるため、対面の営業活動でも活用されている。対面営業では、対話を通じた顧客ニーズの掴み方や、そのニーズに合った商品提案の進め方などが成約に影響を与えるため、顧客との良好なコミュニケーションの構築が極めて重要だ。しかし、営業担当のコミュニケーション能力には差があり、全ての店舗に商品の専門知識を持つ人を配置できないなどの課題があった。これらの課題に対してDNPとDMCは、各企業のトップセールスマンのコミュニケーションのノウハウに基づいて、顧客ニーズの把握や商品提案の効果を高めることができるタブレット端末向けアプリ「Tap Style」を開発した。   【「Tap Style」の特長】 「Tap Style」のコンテンツは、延べ200社にヒアリングし、調査・分析した結果を基に、対面の営業活動に必要な機能を4つに集約した。「Tap Style」導入企業のトップセールスマンが顧客に質問する内容やその順序、顧客の答えに合わせた商品の選び方やセールストークなどのノウハウをコンテンツとし、営業活動の標準化などに有効。これにより、営業担当個人のスキルによる影響を抑え、短時間で顧客ニーズを把握して適切な商品提案を行うなど、成約率の向上につなげることができる。また、顧客の回答内容と実際の成約件数のデータを解析し、最適な営業方法や対話の順序などを変更させていくことで、より有益な営業活動にしていくことが可能。 同アプリは、次の4つの機能で構成されており、顧客企業の要望に合わせた2つのプラン(ベーシックプラン、オリジナルプラン)でサービスを提供する。<1>「相手を“掴む”コミュニケーション」を狙いとした〔ゲーム機能〕<2>「相手を“引き込む”コミュニケーション」を狙いとした〔チャート機能〕<3>「相手を“納得させる”コミュニケーション」を狙いとした〔リンク機能〕<4>チャート機能で得た回答を分析する〔ログ機能〕 ≫ニュース全文を読む

2012年06月18日
メディアコンフォート(東京都千代田区)は、6月13日に開催した第43回定時株主総会並びに取締役会において次の通り役員を選任した(敬称略)。  ▽代表取締役社長=多湖幹夫▽専務取締役(管理本部長)=神田富規(昇任)▽常務取締役(印刷システム事業部長)=藤本克己(昇任)▽取締役=(印刷システム副事業部長)=大塚好文(新任)▽同(非常勤)=挟間敬久▽監査役(非常勤)=大工原博 ≫ニュース全文を読む

2012年06月12日
印刷機材団体協議会(宮腰巖会長)は来る2013年10月2日から5日までの4日間、東京ビッグサイトの東館ホールでJGAS2013(国際総合印刷機材展)を開催する。6月11日から出展申し込みを開始した。9月28日まで申し込むと、出展小間数に応じて出展料金の総額に対して5%~10%の割引きを行う。 印刷関連機材を提供するメーカー・ベンダーの日本印刷産業機械工業会、プリプレス&デジタルプリンティング機材協議会、印刷インキ工業会の3団体で構成される同協議会ではIGASおよびJGASを2年ごと交互に開催している。来年10月開催するJGAS2013は主として国内およびアジアを対象とした国際展示会で、今回で4回目の開催となる。 JGAS2013では、印刷関連業界の一大イベントとして、最新鋭の機材や技術を提案し、活発なビジネス交流の場を提供する。さらに、drupa2012 で発表された新製品や新技術の1年後の進捗状況が確認できる機会ともなる。 また、期間中に様々な特別企画やイベントを開催予定で、来場者拡大・出展者PRのためのプロモーションも実施する。 6月8日、港区芝公園・機械振興会館で記者会見が行われ、同展の開催概要や前回JGAS2009の実績等について説明した。 詳細は同協議会のWEBサイトを参照のこと。http://www.jgas.jp ≫ニュース全文を読む

2012年06月12日
凸版印刷(東京都千代田区、金子眞吾社長)とトッパンNECサーキット ソリューションズ(TNCSi、東京都港区、宮島惠二社長)は、偽造防止効果が高い「セキュアプリント配線板」を開発した。 「セキュアプリント配線板」では、プリント配線板の本体に、目視ではわからない不可視インキを用い、印刷とレーザー刻印を組み合わせて個別IDを刻印する。この個別IDは専用の検証機器によって個体識別と真贋判定を実現するもので、偽造を困難にする。 また、このインキは、その原材料から厳重に管理されるため非常にセキュリティ性が高く、非常に偽造防止効果が高い。 今回の偽造防止加工は、従来行なわれていた梱包材にセキュリティシールを貼るなどの間接的な対策とは異なり、プリント配線板上に直接、偽造防止加工を施すことから、プリント配線板そのものの偽造・贋造を防ぐことができる。 プリント配線板の本体に偽造防止加工を施すにあたり、凸版印刷とTNCSiが培ってきたノウハウを活かし、プリント配線板の性能に悪影響を与えない方法を開発、絶縁特性や耐熱特性といった、プリント配線板に求められる性能を維持した。 企業は、「セキュアプリント配線板」を導入することにより、プリント配線板の偽造を防ぎ、製品の信頼性の維持や、ブランドの保全・向上が可能となる。また専用の検証機器による個体識別と真贋判定により、即座に自社製品か判定し、適切な品質保証もできるようになる。■ セキュアプリント配線板の特長▽入手困難なセキュリティインキを用いて、プリント配線板に直接、偽造防止加工が可能。▽プリント配線板に直接、偽造防止加工を施すには特殊な製造ノウハウが必要なため、非常に偽造防止効果が高い。▽特殊なセキュリティインキとレーザー刻印の組み合わせで、専用の検証機器による個体識別により自社製品かどうか即座に判定し、適切な品質保証ができる。▽プリント配線板としての絶縁特性や耐熱特性といった性能を維持できる。▽偽造・贋造が困難で、製品の信頼性の維持や、ブランドの保全・向上が可能。※なお、「セキュアプリント配線板」は、2012年6月13日から15日に開催される「JPCA Show 2012」(東京ビッグサイトのTNCSiブースにて展示される。 ≫ニュース全文を読む

2012年06月12日
社団法人日本ダイレクト・メール協会は7月19日、ビジネストレンドセミナー「個の時代」のダイレクトマーケティング戦略~企業と消費者がともに作り上げるソーシャルメディア時代のエンゲージメント~を開催する。 マスメディアが影響力を失い、情報を共有する圏域がどんどん細分化され、特定するのが困難になっている時代。 それはすなわち、ダイレクトマーケティングの成功に最も重要な要素である「ターゲティング」の問題でもある。従来型のマス対象の販売促進から、より個を意識したダイレクトな販売促進へシフトする流れが続いている。 今では、そこにデータベースの概念やテクノロジーの進化が加わったことにより消費者一人ひとりへのダイレクトアプローチが益々可能となった。 またソーシャルネットワーキングの発展が消費・購買活動を急速に変化させている。誰と誰がつながっているのか、何を買ったのか、いつどこへ行ったのかといったようなデータが蓄積される時代。これらのデータを掘り起こして活用することで、個人をターゲットとしたきめ細かな販売促進企画が可能となり、さらに施策を数値化し評価する傾向が高まるだろう。 同セミナーは、基調講演とパネルディスカッションでの構成となっており、フリージャーナリストの佐々木俊尚氏を迎え、ソーシャルメディアを含めたこれからのマーケティングについて企業の抱える課題や、取り組みの現状、また、データ分析で顧客をセグメントし、顧客の声を聞き、関連する小さな圏域に対しどうコミュニケーションするか、事例も交えて話してもらう。 広告主、広報、マーケティング関係者はもちろん、時代の変革を捉えたいビジネスパーソンにとって必聴の「企業と消費者がともに作り上げるセミナーとなる。 開催概要は次のとおり。▽日時=平成24年7月19日13:30~17:00(受付13:00)▽会場=日本印刷会館▽定員=100名(申込先着順)▽参加料=DM協会会員1名につき7,000円〈消費税込〉一般1名につき15,000円〈消費税込〉▽申込締切日=7月12日詳細・申し込みは次のホームページを参照のこと。http://www.jdma.or.jp/event/others.html ≫ニュース全文を読む

2012年06月12日
リンテックグループでは、デジタルプリント屋外・屋内用粘着シート「ウオルコスOD」、内装用高級装飾シート「パロア」などの屋外サイン・内装仕上げ材において、当社の取得済み防火認定(不燃材料)では網羅できなかった、カラーアルミ、アルミニウム合金板、両面合成樹脂塗装鋼板の金属下地計3種に対する新規防火認定を取得した。リンテックグループでは、木目・石目・メタリック調など多彩な質感の内装用高級装飾シートを400アイテム以上ラインアップするとともに、大判デジタルプリントによる屋外サインや壁面装飾用素材などの出力・施工サービスを全国展開している。一般的にこれら屋外サインや内装仕上げ材には、使用部分や面積に応じて建築基準法などの各種安全基準をクリアすることが求められる。同社では、下地材との組み合わせや出力・加工方法も含めた最終製品としての性能・品質の確立に早くから取り組んでいる。そして今回、業界でも初となるカラーアルミ、アルミニウム合金板、両面合成樹脂塗装鋼板の金属下地計3種と屋外サイン・内装仕上げ材の組み合わせでの新規防火認定を取得した。建設省告示第1400号に基づいて各社が取得している防火認定は、塗装や装飾が施されていない金属下地材に限定されたものだった。今回新たに、デジタルプリント屋外・屋内用粘着シート「ウオルコスOD」や、内装用高級装飾シート「パロア」などにおいて、化粧を施した各種金属下地での防火認定を取得。屋外サイン・内装仕上げ材と不燃材料下地との組み合わせの幅がさらに広がった。今後さらに、デジタルプリントによって「パロア」にオリジナルデザインを付与した装飾シート「パロアデコ」なども含め、グループ全体として法規制への対応はもとより、防火認定取得後の運用管理体制の強化に努めていく。 ≫ニュース全文を読む

2012年06月08日
[caption id="attachment_1859" align="alignright" width="300" caption="アプリをインストールしたタブレット端末"][/caption]宮城県美術館、ルーヴル美術館、大日本印刷(DNP)は、宮城県美術館の「ルーヴル美術館からのメッセージ:出会い」(出会い展)の開催期間中、宮城県下の中高生を対象に、タブレット端末用アプリケーションーアプリ)を用いた作品鑑賞ワークショップ「くらべてみよう、見てみよう」を開催する。このアプリは、ルーヴル美術館とDNPの共同プロジェクト「ルーヴル ーDNP ミュージアムラボ」(ミュージアムラボ)が開発した。   【ワークショップ開催のねらい】 「出会い展」は、ルーヴル美術館の8つの学芸部門の作品23点と、宮城県美術館を代表する北川民次の《家族写真》や伊藤快彦の《宮参り》などの作品を同時に鑑賞できる貴重な機会だ。これに合わせて実施するワークショップ「くらべてみよう、見てみよう」は、「出会い展」に展示されるルーヴル美術館と宮城県美術館の作品のなかから12点を、タブレット端末を利用して多角的に鑑賞することで、美術作品との新たな出会いや鑑賞についての学びを体験することを目的としている。ワークショップの終了後に、展示室で実際の作品に接することにより、多様な視点での鑑賞が体験できる。   【ワークショップの概要】 今回は、ミュージアムラボプロジェクトの一貫として開発されたアプリをインストールした20台のタブレット端末を用いて、中高生10名から40名のグループでワークショップを行う。美術館のホームページ等で告知し、広く応募を受け付ける。   ●ワークショップの概要 1 実践 (所要時間:50分) 宮城県美術館の佐藤忠良記念館会議室(佐藤忠良記念館地下、アートホール隣)をメイン会場として、同美術館の教育普及担当者によるファシリテーションのもとに実施する。 ルーヴル美術館の概要と「出会い展」の趣旨を知る。 12点の作品を参加者が分類し、その根拠を発表しあう。 作品の1つである宮城県美術館所蔵の《宮参り》を題材として、作品から発見したものを述べ合う。 ルーヴル美術館の作品の中から1点を選び、その作品の物語を読み取り発表する。 展示室に移動して、「出会い展」を鑑賞する。 記録と共有 ワークショップの内容は1冊のフォトブックとして、ワークショップ後ウェブサイトで参加グループ毎に主体的な編集・記録・共有をすることができる。フォトブックのデータは、ワークショップで扱った作品の情報のほか、ワークショップの成果や参加風景などで自由に構成することができる。   ●ミュージアムラボの作品鑑賞ワークショッププログラムについて 美術作品の画像を比較しながら鑑賞を深めていく、作品カードを利用した学習プログラムは、これまでも広く鑑賞教育の現場で実践されている。今回のワークショップは、従来の手法に、画像の拡大・縮小や重ねあわせによる比較などの機能を加えるとともに、操作履歴による参加者の対話の経過の確認など、マルチメディアならではの利点を活かし、参加者の関心を一層喚起するように工夫した。また、タブレット端末ならではの持ち運びやすさと通信機能によって、参加者同士や、参加者とファシリテータとのスムーズな連携が実現しやすいため、現在、鑑賞教育で積極的に実践されている「対話型鑑賞」での活用も期待されている。 ≫ニュース全文を読む

2012年06月08日
[caption id="attachment_1855" align="alignright" width="300" caption="加藤会長"][/caption]新宿区印刷・製本関連団体協議会(加藤仁会長)は5月31日、新宿区袋町・日本出版クラブで平成23年度理事総会を開催した。  加藤会長は新宿区中小企業の景況にふれるとともに、「被災地支援として、岩手県11校、宮城県14校ならびに福島県の小学校へ支援用紙を届け、とても感謝された。また6月16日に義援用紙を発送するので、A4やA3の余った紙があれば届けてほしい」と協力を呼びかけた。  次いで、議長に加藤会長を選出して議事に入り、2011年事業報告と同決算報告ならびに2012年度事業計画と同予算が原案どおり承認された。2012年事業計画は、3ブロックにわけて事業を推進していく。  第1ブロックでは地場産業として新宿区の中でどのように活動をしていくか、第2ブロックでは第1回から5回までの作文コンクール総集編の制作と第6回作文コンクールの準備、第3ブロックでは、厳しい状況の中でどう生き抜いていくか、セミナーや親睦研修旅行や他業種とのコラボなど実施していく。  第3ブロックでは、厳しい状況の中、どう生き抜いていくか、ネットワーク、協業システムの仲間づくりの強化や各団体独自のセミナーなどを行っていく。 ≫ニュース全文を読む

2012年06月07日
大日本印刷(DNP、北島義俊社長)とルーヴル美術館の共同プロジェクトである「ルーヴル ‐ DNP ミュージアムラボ」で開発した2種の鑑賞システムが、ルーヴル美術館パリ本館の最も人気の高い部門のひとつである、古代エジプト美術の展示室に導入される。このシステムは、2011年10月から2012年3月に東京のDNP五反田ビルで開催した「ルーヴル ‐ DNP ミュージアムラボ」の第8回展向けに開発したもので、本年6月6日より運用を開始した。ルーヴル ‐ DNP ミュージアムラボのプロジェクトを通じてルーヴル美術館に導入された鑑賞システムは、2011年の工芸品部門への設置に続いて、2例目で合計4システムとなる。 DNPとルーヴル美術館とがすすめる新しい美術鑑賞のあり方を探る共同プロジェクト「ルーヴル ‐ DNP ミュージアムラボ」は、美術館の来館者と美術作品とをつなぐアプローチ手法の革新を目的として、2006年10月に活動を開始した。2009年12月に終了した同プロジェクトの第1期では、東京のDNP五反田ビル内の体験スペースで開催した計6回の展示期間中約4万6千人が来館し、ITを駆使した今までに無い美術鑑賞の手法が高い評価を得た。このプロジェクトは、2010年10月から第2期に移行し、引き続きDNP五反田ビルにて2013年までの3年間に4回の展示を行うとともに、各回の展示のために開発した鑑賞システムの一部をルーヴル美術館のパリ本館に導入することになっている。 第2期の第8回展では、古代エジプトにおいて最も重要な慣習のひとつであった「供物の奉納」に関係する作品をとりあげ、古代エジプト美術全体に通底する思想や美意識を理解する7点の鑑賞システムを開発した。その中から、古代エジプト美術の表現上の約束事と、「供物の奉納」のための石碑の解読方法への理解を促す2種のシステムがルーヴル本館に設置される。   【2つの鑑賞システムの概要】 1.エジプト美術の約束事を発見する 古代エジプト美術は、鑑賞目的ではなく、呪術的効果を得ることを目的として作られた。そのための一連の表現上の約束事は約3千間守り続けられ、エジプト美術を視覚的に特徴づけるものにもなっている。このシステムは、ルーヴル美術館の代表作品を例にとってこれらの約束事を学ぶことができ、ルーヴル本館においては、エジプト美術鑑賞のための基本的な知識を提供するコンテンツとして期待されている。作品の鑑賞への配慮や、4人が同時に操作可能なテーブル型のディスプレーとなっていることから、鑑賞者相互の操作方法の共有が期待されている。   ●ルーヴル本館での導入場所:シュリー翼2階、21番展示室 2.エジプトのステラを解読する 「内務の長サケルティのステラ(石碑)」を例に、研究者が作品を調査・解読していくプロセスに着想を得て開発されたシステム。ディスプレーにほぼ原寸大で作品の図柄を表示し、鑑賞者がよく見たい部分をディスプレー上で指し示すと詳細な解説が表示され、作品全体の構造を理解しやすい工夫がなされている。ルーヴル本館においては、同種の葬祭用のステラ鑑賞の手がかりを与えるコンテンツとして期待されている。 ●ルーヴル本館の導入場所:シュリー翼2階23番展示室 【ルーヴル美術館への鑑賞システムの導入計画】 ●第1回目 2011年6月 工芸品部門常設展示室に第7回展の開発成果からセーヴル磁器の鑑賞システム2種を導入 (リシュリュー翼2階 93番・95番展示室) ●第2回目 2012年6月 古代エジプト部門常設展示室に第8回展の開発成果から古代エジプト美術の見方が学べる鑑賞システム2種を導入 (リシュリュー翼2階 21番・23番展示室) ●第3回目(予定) 2013年 絵画部門常設展示室に第9回展の開発成果からルーヴルのスペイン絵画コレクションを解説するシステム2種を導入 (ドゥノン翼2階 スペイン絵画の大展示室) ●第4回目(予定) 2014年第10回展の開発成果から数種類のシステムを導入 またDNPは、鑑賞システムをルーヴル美術館関連の展覧会やイベント、他の美術館や博物館にも展開するなど、ミュージアムラボの成果の利用促進を図っている。第7回展のセーヴル磁器の鑑賞システムは2011年12月にフランス国立セーヴル陶芸都市にも採用された。 ≫ニュース全文を読む